35歳以上の女性の妊娠や出産には、幾つかのリスクが伴います。

一番はダウン症の確率が高くなることですが、妊娠力も低下し、妊活も難しくなる年齢が35歳。

妊活を成功させるために大切なことや、二人目不妊を乗り越えて妊娠できた先輩妊婦さんの理由とは?

気になる35歳以上の女性が妊活を行う際に、事前に理解しておくべき情報を紹介します。

目次

35歳以上の高齢妊活には戦略を考える事が大切

35歳以上の女性でも妊娠できるのか?

妊娠できる人もいれば、妊娠できない人もいる。と言うのが答え。

厳しい話かもしれませんが、35歳以上の女性の妊娠力は急激に低下します。

だからもしあなたが、35歳で妊娠を考えていたり、妊活中の場合には、しっかりと戦略を立てて妊活をしていかないとダメ。

正直、私も二人目不妊は35歳という年齢を超えていたから。

そこも理由のひとつだと思います。

でも答えは、そんな私でも高齢妊活に成功し、しっかりと2人目を授かることができたんです。

だから、35歳以上のあなたにも諦めないで貰いたいんです。

最初にお伝えすべきこと

残された時間は短く、急激に妊娠力は低下する

だから、しっかり戦略を持って妊活に取り組んでください。

35歳以上の妊娠力はどのくらい低下するのか?

私があなたに最初にお伝えしたいのは、まさにこの話。

35歳以上の女性の妊娠力の低下です。

実際にこのグラフを見てください。

これは、年齢別の自然妊娠率と不妊治療で実際に出産できた人、高度不妊治療を実践して妊娠できた割合です。

※生産率/総治療数・・・生産率は出産に至った割合です。
※妊娠率/総ET数・・・ETとは胚移植(受精卵を子宮に戻す)です。

40歳以上の妊娠率も出産率も見たくないと思いますが、35歳をしっかりチェックしてください。

まさに35歳という年齢が大きな境目。

この年齢を超えることで、様々な高齢出産に伴うリスクが増加します。

特に妊活中の人は、少しでも妊娠力が低下しないようにすることは必須ですし、高齢出産に伴うリスクを最初に理解することはもっと大切です。

妊娠力の低下やリスクばかりを考えない

確かに35歳を境に、妊娠力の低下や様々な出産リスクが増加します。

でもリスクばかり考えていても、仕方がないのではないでしょうか?事実、私も35歳を越えて元気な赤ちゃんを出産しています。

ダウン症とか、着床率の低下とか、流産リスクとか・・・これって、実はどの年齢でも抱えている出産リスク。

でもそれを意識せずに済む年齢だっただけの話。

現代では、出生前診断や着床前診断の技術も発達しているので、高齢出産=危険でリスクの高いもの。

という話ではありません。

大事なことは、高齢出産や高齢妊活のリスクや方法をしっかり知った上で、妊活を実践するということ。

実際の年齢はどうすることもできませんが、妊娠力を高めたり、リスクを回避することはできます。

だから、高齢出産に関する様々なリスクに負けず、最後まで悔いのない妊活を楽しんでください。

夫婦で協力して妊活に向き合っていけば、必ず妊娠できますので、まずはこの記事を読んで、高齢妊活や高齢出産に関する知識を増やしてくださいね。

35歳以上の妊活で誤解されやすいこととは?

何回もお伝えしているので、気分を害すかもしれませんが、「 3 5歳を過ぎると妊娠力は低下します。

でもこれを最初に理解することは大切。

だから遠回りせずに、どのような方法だと短期間で妊娠できるのかという視点が大事なんです。

もし35歳以上の妊活について、あなたが誤解したまま進んでしまったら、どうなるのか?考えたくないですが、タイムオーバーです。

そうならないように、まずは「 35歳以上の妊活で誤解されやすい点」について説明します。

閉経までは妊娠できるという誤解

最初にお見せした表を覚えていますか?

もし忘れていたら、もう一度見てみてください。女性が妊娠できる年齢は閉経までではありません。

加齢とともに妊娠力や妊娠率が低下し、どんどん妊娠しにくい身体に変化します。

年齢別の自然妊娠が出来る確率は、

  • 30歳までは、25~30%
  • 35歳までは、18%
  • 40歳までは、5%
  • 45歳までは、1%

これが実際の数値です。

一般的な閉経の年齢が50歳ですので、閉経まで妊娠できる人は、100人に1人いるかいないかの確率なわけです。

さらに閉経前の卵子は、非常に妊娠力の弱い状態ですし、医療制度の状態を考えても望みがあるのは、45歳までと考えるのが良いでしょう。

避妊せずに子作りすれば妊娠できるという誤解

日本の性教育が生み出しだ誤解です。

避妊避妊と言われ続けた世代では、避妊せずに子作りや妊活を行えば、すぐに妊娠できると誤解している人もいます。

しかし現実には、35歳の女性の卵子も卵巣も子宮も35歳。

年齢的に妊娠力が落ちているのは、当然の話しです。さらに普段の生活習慣が影響し、不妊の原因を抱えている人も多いんです。

そんな状態で妊活を行なっても、妊娠できるわけはありません。

しかも不妊原因は、すぐに分かるものや明確になるものだけではありません。

子宮内膜症や子宮筋腫の様に身体の異常があればわかりますが、ストレスや冷えが原因だったり、不妊治療の検査でもわからないことが多いんです。

特にバリバリのキャリアウーマンとして、企業の最前線で働いていたような女性には、自分を犠牲にしていた人も多いはず。

その結果、ストレスや不摂生が原因で、子宮や卵巣にダメージを受けている人も増えています。

不妊の原因は、自分で気付けないものばかり。

だから、35歳以上なら自然妊娠を考えるよりも先に、病院で不妊検査を行なって、その上でタイミング法を実践したり、最短で妊娠できる方法を模索すべきです。

不妊に対する理解度の高さが原因の誤解

35歳以上で妊活をしようとすると、まず多くの人がネットで情報収集をするのでは?

その際に不妊の定義を知って、2年か。まずはその間は自然妊娠するのを待とうなんて考えているのなら、それは大きな間違い。

不妊の定義の2年は、あくまでも定義の話。

あなたが35歳以上の年齢なら、2年も待ってしまうと妊娠力がさらに低下し、残っている卵子の質も低下、卵子の老化もどんどん進みます。

その結果どうなるのかは、言わなくてもわかりますよね?

35歳を過ぎたら、毎年が勝負。

というよりも、毎回の排卵が勝負で、妊娠力は排卵の度に低下すると理解しましょう。

そんな状況なのに、2年待ってみようなんて、のんきなことを考えないようにしてください。

美魔女も卵巣や卵子の老化は予防できない

見た目年齢と卵巣機能や卵子の年齢は、全く比例しません。

40代のあなたが、20代後半の様な見た目をしている美魔女だったとしても、卵巣機能も卵子の老化もどんどん進んでいます。

妊娠力が低下するのも当然の話し。

見た目と妊娠力に特に関係性はありません。妊娠力は女性機能をどれだけ大事に扱ってきたのか?で決まります。

だから見た目が若いからとか・・・逆に老けているからとかという理由で妊娠力の判断を行わないようにしましょう。

見た目年齢というのは、肌質や髪の毛の状態なども同じ話です。

20代のようなスタイルを維持して、美容年齢が若いから妊娠力が高いということもありません。

子宮や卵巣機能が低下しているのは、間違いのない話。

しっかり普段から女性機能のアンチエイジングも行っていれば別の話ですが、そこまでできている女性は少ないのではないでしょうか。

もし仮に女性機能の低下を抑制できていたとしても、限界はあります。

妊娠できる年齢に限界がある以上、そのことも理解しておきましょう。

不妊の原因は女性だけではなく男性にもある。

妊娠とは、夫婦が協力した結果として、赤ちゃんを授かるものです。

多くの男性が誤解しているのは、不妊の原因は女性にあるというもの。これは非常に寝深い問題で、なかなか男性の理解も進んでいません。

しかし、35歳以上の女性の妊娠力が低下するように、男性にも不妊の原因は多数ありますし、男性が原因で不妊という夫婦も非常に多いんです。

WHOのデータでは、不妊に悩むカップルの半分は男性の原因。

実際の検査データでも。

  • 女性のみに原因がある・・・41%
  • 男女両方に原因がある・・・24%
  • 男性のみに原因がある・・・24%
  • 原因不明・・・11%

という結果になっていますので、男女両方と男性のみと足すと48%になり、ほぼ半数の不妊に悩むカップルでは、男性にも問題があることがわかります。

さらに男性が誤解しているのは、女性と違って男性の場合には、何歳になっても子作りができるという点。

これも大きな誤解です。

女性の卵巣機能が老化し、卵子の質が低下するように、男性の精巣機能も老化し、精子の質も低下します。

質の悪い精子の場合、奇形や染色体異常の割合が増加し、受精できなかったり、受精できても細胞分裂ができずに、着床まで行かないことも。

女性が35〜39歳で男性が5歳以上年上のカップルの場合、妊娠率が他の年代のカップルに比べて1割ほど低下することがわかっています。

だから男性も加齢とともに妊娠力が低下する。

このことを認識しておく必要がありますし、妊娠は夫婦の問題。

女性のみに不妊の原因を押し付けるのは止めましょう。

男性に不妊原因があるとタイムリミットに

男性に不妊の原因があると説明しても、多くの男性はそのことを理解しないでしょう。

俺は大丈夫とか、僕には問題がない・・・などと男性は考えがちです。

でも実際に、不妊に悩むカップルの半数に男性側にも問題があるんです。そんな状況で女性だけが不妊治療を受けていたら?

これどうやっても妊娠できませんよね?

そんな女性だけが不妊治療を受ける状態が数年続くと、気づいた頃には女性の妊娠できるタイムリミットを迎えてしまう可能性も。

妊娠は夫婦やカップルの問題。

そう考えて、最初から積極的に不妊治療や妊活に男性も協力するようにしましょう。

そうやってお互いに前向きに妊活や不妊治療に取り組んでいくことが、間違いなく妊娠への近道です。

35歳以上の女性の妊娠力が急激に低下する理由とは?

なぜ35歳以上になると、女性の妊娠力が急激に低下するのか?

このことを知らずして、妊活や不妊治療に向き合うのは間違いです。

日本の不妊治療外来に来る平均の初診年齢は36歳。

初診時に既に35歳を超えている現実があるんです。日本の不妊治療の成績が悪いのも、本気の妊活がその年齢だから。

35歳を過ぎて焦るのではなく、しっかりと計画的に妊活に取り組んでいくことが大切。

その為にも、なぜ35歳以上の妊娠力が急激に低下するのかを紹介します。

卵子の数が急激に減少する

女性の体内には、 卵子の元になる原始卵胞がたくさんあります。

胎児の段階が原始卵胞の数が最も多く700万個、それが初潮が始まる頃には30万個になり、年間5000個ずつ消費していきます。

毎月300個ほどの原始卵胞の中から最も成長した主席卵胞が、残りの300個の卵子卵胞を栄養源にし、卵子に成長していきます。

32歳までは毎月300個の原始卵胞が消費され、35歳を過ぎると100個ほどになり、40歳では50個まで減少。

そして卵子の数が5万個を切ると、閉経してしまうというのが現実。

32歳以降に原始卵胞数が減るのは、残っている原始卵胞数が大きく減少しているから。

そして、その原始卵胞の数をコントロールしているのが、 AMH(抗ミュラー管ホルモン)です。

このAMHの分泌量も加齢とともに減少し、37歳を過ぎると急激に減少して、卵子が減るスピードが上がります。

32歳、35歳、37歳と女性の妊娠のハードルが急激に上昇するタイミングがありますので、そのタイミングとどう向き合うのかが大事。

AMH検査で、大まかな残存卵子数を検査することもできますので、35歳と言わずに30歳を過ぎたら一度受診するようにしましょう。

残存卵子数がわかることで、妊活の計画性も高まり、妊娠できる確率もあがります。

卵子の質も精子の質も低下して老化する

卵子も精子も、加齢による生殖機能の低下による影響を受けます。

実際に卵子と精子の質の低下が起こるとどうなるのか?

それは、染色体異常を持った卵子や精子が増えるということ。

染色体異常が起こると、受精が上手くできなかったり、細胞分裂が進まなかったり、上手く着床できなかったりします。

そして、上手く出産できたとしても「 ダウン症」を持った子供が生まれてくる可能性も。

着床前診断や出生前診断で、子供の先天性の異常はチェックできますので、必要に応じて行なうようにしましょう。

卵子の質については、この記事も参照ください。卵子の老化が女性の不妊原因、卵子の質を改善し妊娠できる方法とは?

不妊の原因や妊娠の妨げになる病気が増える

加齢に伴い様々な生活習慣病や、生殖機能へに病気を発症している確率も高まります。

女性の不妊の原因になる病気の代表的なものは、 子宮内膜症子宮筋腫など。

症状も軽く、必要な時に治療すればよいかと放置されがちな病気ですが、放置することで症状が重症化し、不妊の原因になることも。

子宮内膜症も子宮筋腫も早めに治療を行うようにしましょう。

不妊の原因になる病気については、この記事も参照ください。→不妊トラブルでも妊娠できる。妊活や不妊治療を続けることが大事! 

男女ともにプレ更年期や更年期障害が起こる

女性の更年期障害と言えば、閉経手前の45〜50歳頃に起こる症状ですが、35歳〜40歳の女性に増えているのがプレ更年期。

プレ更年期障害と呼ばれ、35歳〜40歳の女性でも、更年期障害と同じような症状に悩んでいる人が増えているんです。

プレ更年期障害を発症すると、女性ホルモンの分泌に影響が出てしまい、妊娠しにくい状態になります。

特に卵巣機能が低下し、不妊の原因になりますので、注意が必要なんです。

プレ更年期障害の原因は自律神経の乱れとも言われていますので、生活習慣やストレスが多い場合には、プレ更年期障害を発症しないように注意しましょう。

更年期障害やプレ更年期障害は女性だけの話ではありません。

最近増えているのが、 男性更年期障害

40代になり、男性ホルモンのテストステロンの分泌量が急激に減少することでホルモンバランスが乱れ、体調不良に陥ることも。

男性更年期障害になると、EDや性欲低下などの症状が出ることがあり、自然妊娠を目指すタイミング法が実践しにくくなります。

妊活中に最も効果的に妊娠する方法は、セックスの回数を維持すること。

旦那さんが急にセックスに協力的じゃなくなったら、もしかしたら男性更年期障害の可能性もありますので、一方的に責めるのではなく、しっかり話し合いましょう。

年齢とともにセックスレスが増える

妊娠しようと考えても、セックスレスでは妊娠することはできません。

若い頃は何度もできたセックスも、男性も加齢とともに回数も元気もなくなってきますし、お互いにセックスに対して新鮮味を持てなくなるでしょう。

でも、妊活で最も重要なのはセックスの回数です。

不妊治療を行なっているクリニックで、患者さんに「 とにかく今の倍セックスしてください。」と言ったところ、急に自然妊娠する人が増えたのだとか。

元々不妊治療も必要がなく、単にセックスの回数が少なかったので、妊娠しにくかったというだけの話です。

実際に不妊治療の検査を行っても4割が原因不明です。

その原因が、単なるセックスの回数が少なかったという話かもしれません。

セックスレスや回数の不足は、妊活最大の敵。

夫婦でしっかり話し合ったり、お互いに工夫をこらして、セックスの回数を増やすようにしましょう。

昔の女性が高齢出産できた理由とは?

35歳を過ぎると女性の妊娠力が低下するとか、高齢出産は様々なリスクが伴うとかという話をすると、おばあちゃんが高齢出産してたり、子沢山だったり。

そういったことを思い出す女性もいます。

なぜ、昔の女性が高齢出産できたのか?実はそこには隠された理由があったんです。

子沢山と高齢出産には密接な関係がある

昔の女性は初婚年齢が早く、若いうちから何度も妊娠&出産を繰り返し、10人兄妹なんて普通の状態でした。

大正時代には、なんと45歳以上の母親から生まれた子供が2万人。

現在の21倍も多くいたんだそうです。

なぜそうなのか?

それが子沢山に隠された秘密なんです。

女性が妊娠&出産&授乳を行なっているタイミングでは、生理が止まりますよね?

生理は少なからず、子宮にダメージを与えます。

そして毎月の排卵で、確実に原始卵胞の数は減少します。

でも妊娠していれば、生理も排卵もありません。

35歳を過ぎても、卵子の数も卵子の質も、子宮の状態も良い状態を維持できていた。

だから、45歳を過ぎても高齢出産をすることができたというのが、その理由です。

そう言えば、ビッグダディの元奥さんの美奈子さん、こないだ7人目を妊娠したとか。現代の日本で7人目の妊娠とかすごすぎます。

年齢は33歳だそうですが、妊娠力は高そうですね。

1人あたり1.5年と計算すれば6人で9年。33歳から9歳ひくと、24歳の子宮や卵子の状態に近いと考えることもできます。

失礼な話ですが、貧乏子沢山と思っていましたが、妊娠力を維持していからこそ、何度も妊娠することができるというわけです。

現代女性に不妊で悩む人が増えている理由

これはまさに、昔の女性と全く逆にライフサイクルを行っているからでしょう。

昔の女性は、初婚が早く何度も出産していましたが、現代の女性は、初潮年齢が低下し、初婚が遅くなっている。

だからそれだけ妊娠を迎える前に、子宮へのダメージが増えたり、原始卵胞数が減少しているわけです。

そうなれば、同じ35歳でも不妊に悩む女性が増えるのは当然の話。

年齢こそ同じですが、生殖機能に関しては、現代の女性の方が明らかに劣化しています。

そして、現代女性は婚前交渉も一般的ですよね?

昔の女性は、お見合い結婚だったり、家庭が厳しく外泊ができなかったりと、性交渉の機会が男女ともに少なかったはず。

今は結婚した段階で、既にセックスに対する新鮮味も感じなくなり、新婚でセックスレスなんて夫婦もいるくらいです。

生殖能力が低下し、セックスの回数が少なかったり、セックスレスになっていれば妊娠なんて、夢のまた夢。

そうならないように、しっかりとお互いが向きあることが大切です。

35歳以上の妊活は体のケアが大事

35歳以上になると、男女とも体力の低下や妊娠力の低下が起こります。

卵巣機能が低下したり、卵子の老化や質の低下が進んだりと、年単位ではなく、日々どんどん妊娠力は低下していきます。

そんな状態だからこそ、妊娠力の低下のペースを、どれだけ遅らせることができるのかが大事。

妊娠力を維持するためには、身体の老化や特性を理解した上で、日々、向き合い続けることが基本です。

実際にどんな点に注意をすればよいのかを紹介します。

妊活や不妊治療は早めに実施する

妊娠力の低下を予防するのも良いですが、最も簡単な方法は、妊娠力が最も高い今のタイミングで妊活を始めたり、不妊治療の検査予約を行うこと。

これが、最も妊娠する確率が高まることです。

一番最初に紹介した、年齢ごとの妊娠力の違いの表を覚えていますか?

まさにこの表が、1日でも早く妊活や不妊治療を行なうべきだということを示しています。

もちろん、今日旦那さんを誘って・・・という話ではありません。

妊娠しやすい身体を作っておくということが大事。

妊活を初めても、妊娠するまでには時間がかかるものです。だから、今のタイミングで妊娠しやすい身体を作り始めることが、最短で妊娠できる方法のひとつ。

35歳以上の妊活で気をつけるポイント

まず真っ先に考える事は、定期的に月経が来ているのか?その間隔や周期に問題がないのかということ。

だから、月経の維持を最初のポイントにしても良いと思います。

妊活をする際にも、不妊治療を受ける際にも月経は基本。月経と排卵、そして基礎体温表の組み合わせが大事な指標になります。

その点を考えると、月経をしっかり維持することの価値がわかるでしょう。

月経維持のためにやるべきこととは?

  • 食生活全般の見直し
  • 冷えの予防や冷え性の改善
  • 肥満防止と運動不足解消

月経周期が安定していなかったり、月経が来ていない場合には、このあたりの改善から始めるとよいでしょう。

これら3つを改善することで、卵巣がしっかり動くようになり、ホルモンバランスの正常化が期待できます。

月経周期が安定していない状態では、不妊治療を受けてもその効果はほぼ出ません。

まずは月経がどうなっているのか?そこから始めるようにしましょう。

卵巣と卵子の老化スピードを落とす

卵巣機能の低下を予防したり、老化スピードを落とす方法はふたつあります。

  • 活性酸素を抑制する
  • 血流を改善し、血行をよくする

では実際にどうすれば、それぞれを改善できるのか、順を追って説明していきます。

活性酸素を抑制する方法は?

増えすぎた活性酸素は、細胞をガン化させたり、動脈硬化の原因になったり、卵巣機能の低下や卵子の老化に影響します。

日常生活で活性酸素を抑制する方法は、

  • ストレスを溜めすぎない
  • 紫外線を浴びすぎない
  • 睡眠時間をしっかり確保する
  • 適度な運動を行なう
  • 禁酒、禁煙を行なう
  • 抗酸化物質を摂取する
  • 旬の食材を食べるようにする
  • 食品ではなく食材を買う

これらのことを行なうことで、体内の抗酸化物質が増加し、活性酸素の分泌を抑制することができます。

血流を改善し、血行をよくする方法は?

血行の悪化や冷え性の進行は、子宮や卵巣に酸素や栄養素を含んだ新鮮な血液が行き届かなくなり、老廃物だらけになり、卵巣機能の低下を招きます。

日常生活で血流を改善する方法は、

  • 体を冷やさないようにする
  • 血液サラサラ食材を食べる
  • 血液がドロドロになる脂質を控える
  • 水分摂取量を増やす
  • 運動や身体を動かすことを習慣化する
  • 半身浴やバスタブに浸かるようにする
  • ツボや冷える部分をマッサージする
  • ストレスを溜めすぎない
  • 服装は露出を控え、厚手のものにする

妊活は出産までを見据えて考える

高齢出産のリスクのひとつが、流産する確率が高まるというもの。

流産はどの年齢の妊婦さんでも起こる状態ですが、そのリスクは加齢とともに増加します。

統計データ上の自然流産率は、

  • 24歳以下は16.7%
  • 25~29歳は11%
  • 30~34歳は10%
  • 35~39歳は20.7%
  • 40歳以上は41.3%

35歳という年齢が、ここでもネックになるわけです。

受精率も下がり、着床率も下がり・・・せっかく着床できても、出産まで妊娠状態を維持することができなければ、流産してしまうので注意が必要です。

高齢出産には、普段のケアが大事

35歳を過ぎて妊活して妊娠できたとしても、普段からのケアがしっかりできていなければ、出産まで健康に過ごすことが難しくなります。

妊娠してから身体のケアを始めても遅いんです。

妊娠する前の妊活を行っている段階で、規則正しい生活習慣にしたり、冷え性の改善や運動習慣を身に付けたりすることが大切。

妊娠すれば1人の身体ではなくなりますし、そこから10ヶ月一緒に過ごしていくことになります。

出産までは長い道のりが待っていますので、普段のケアで心身ともに健康状態を改善することは非常に大切です。

それと時間がないとか、頑張らなければいけないとか・・・あまり自分にストレスを掛けすぎるのも良くない話です。

ストレスが原因で妊娠しにくかったり、流産してしまったりというのも多い話です。

そんなことにならないように、普段からしっかりとケアを行って、いつでも妊娠&出産できる状態を整えておきましょう。

35歳以上の妊娠は高齢出産のリスクを理解しよう

35歳以上の妊娠や出産には、高齢出産のリスクがあります。

まずは、これは必ず理解すべきポイント。

不妊治療を行なう為に病院に通院しているなら、高齢出産のリスクのすべてを教えてほしいものですが、そこまで時間の確保が難しいのもわかります。

そこで、35歳以上の高齢妊活で事前に知っておくべきリスクや情報を紹介。

高齢出産のリスクは、子供に影響があるだけではなく、母子ともに命にかかわることもあるんです。

実際に高齢妊活を行なう際には、この部分だけでも必ず読んで理解しておくようにしてください。

妊娠高血圧症候群の発症リスク

妊娠高血圧症候群とは、かつては「 妊娠中毒症」とも呼ばれていた病気。

母子ともに、生命の危険性のある非常に怖い病気です。

この妊娠高血圧症候群は、35歳以上で妊娠している女性の発症率が高いことが有名。

しかし、日々の生活習慣や努力の積み重ねで、回避することができる病気なので、意識的に妊娠高血圧症候群にならないようにすることが大事。

妊娠高血圧症候群とは

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降に高血圧の症状が現れ、産後12週までに血圧が正常に戻る症状で、蛋白尿を伴うこともある病気。

妊娠中毒症と呼ばれていた頃には、高血圧・蛋白尿・むくみのいずれかの症状があることで、問題視されていました。

しかし最近の研究で、高血圧が一番の問題だということがわかり、病名も妊娠高血圧症候群に改名。

血圧が正常にであれば、蛋白尿やむくみの症状出ていても、母子の命には影響がないので、問題ないと考えられています。

妊娠高血圧症候群は、自覚症状がなく見つけにくい病気で、産後もその状態が続くことで、生活習慣病のきっかけになることもあるので注意が必要です。

妊娠高血圧症候群になる原因とは?

妊娠高血圧症候群の原因は、実はまだ解明されていません。

しかし、日本妊娠高血圧学会の公式サイトでは、原因となる可能性について簡単に紹介されています。

妊娠時に子宮内に胎盤が作られることで、母子間の酸素や栄養、不要物のやり取りが行われます。

しかし稀に胎盤が作られた際に、母親と赤ちゃんをつなぐ血管が上手く作られないことがあり、母子間の栄養のやり取り等に障害が発生します。

その結果、胎児は栄養や酸素不足で発育不良になり、母親の体内では、赤ちゃんに栄養を送るために血圧が高まり、高血圧になってしまう。

これが妊娠高血圧症候群の一連のメカニズムではないか?と考えられているわけです。

他にも、妊娠中に母親の体内で葉酸が不足することで、ホモシステインが増加。

ホモシステインとは、血管を補足して硬化させる作用のある物質です。

ホモシステインが原因で、赤ちゃんへの血流障害が発生し、合併症のひとつとして、妊娠高血圧症候群が発生するというもの。

いずれにしても、妊娠高血圧症候群は母子ともに命の危険がある病気なので、発病しないようにすることが大切です。

妊娠高血圧症候群の胎児への影響とは?

妊娠高血圧症候群の赤ちゃんに対する影響で最も多いのが、発育不全や低出生体重児の増加リスク。

発育不全の結果、赤ちゃんがしっかり成長できずに、体重の少ない状態で生まれることになります。

さらに恐ろしいのが、酸素不足の影響で赤ちゃんの脳に障害や影響が出る可能性や、子宮内胎児死亡というお腹の中で赤ちゃんが死んでしまう可能性があること。

赤ちゃんの命を助けるために、帝王切開で出産する方法をとることもあります。

妊娠高血圧症候群の母親への影響とは?

妊娠高血圧症候群が母親に与える影響は、様々な合併症が考えられます。

妊娠20週以降に初めて起こる痙攣(子癇)、HELLP症候群と呼ばれる血液内の赤血球が壊れ、肝機能が悪化し、血小板が減少する症状。

他にも、 常位胎盤早期剥離という正常な位置にある胎盤が、出産前に剥がれてしまう症状です。

いずれも症状が悪化すると、母子ともに命の危険にされされる可能性のあるものなので、注意が必要です。

妊娠高血圧症候群になりやすい人とは?

妊娠高血圧症候群を発病する可能性が高いのが、35歳以上の女性です。

40歳を超えて出産しようとすると、さらにその可能性が高まりますが、同様に初産婦でも発病する人が多い特徴があります。

他には、肥満体型の人(BMI値が25以上)だったり、非妊娠時の体重が55kg以上の人や平常時の血圧が上が130~139 mmHg、下が80~89 mmHgの人。

血縁者に妊娠高血圧症候群の既往歴がある人や、前回の出産時に妊娠高血圧症候群を発症している人など。

妊娠高血圧症候群の予防方法とは?

現時点で妊娠高血圧症候群の予防方法として考えられているのが、

  • 食事内容に気をつけて、塩分控えめで適正体重を維持すること
  • 睡眠や体の休息をしっかり行なうこと
  • 葉酸の摂取を徹底し、400㎎をキープすること。

やはり肥満体型や高体重、高血圧などの症状を持っていると発症しやすので、普段の食生活の内容に注意することが最優先です。

それと厚生労働省も推奨している葉酸の積極的な摂取です。

やはり妊娠中や妊娠前の葉酸の摂取は基本。 葉酸サプリメントを活用して体調管理を行なうのが良いでしょう。

妊娠糖尿病の発症リスク

妊娠糖尿病とは、妊娠中に血液中の血糖値が上昇し、糖尿病のような症状を発症する病気。

放置することで、巨大児や奇形、流産や帝王切開のリスクが上昇します。

高齢出産の年齢で、妊娠前に多嚢胞性卵巣症候群の症状があった人が発症リスクが高いのが、妊娠糖尿病です。

糖尿病の治療と同じなので、基本的には、炭水化物の摂取制限と運動が予防法になります。

妊娠糖尿病とはどのような病気か?

妊娠糖尿病とは、妊娠前は血糖値の問題がなかった人が、妊娠をきっかけに血糖値のコントロールができなくなってしまう症状のこと。

妊娠糖尿病の場合、血糖値の上昇は起こりますが、糖尿病を発症するほど症状が悪化しているわけではありません。

ちなみに妊娠前に既に糖尿病を発症している人や、すでに症状が進行している人の場合には、妊娠糖尿病とは定義されません。

妊娠糖尿病を発病する原因とは?

妊娠糖尿病になる原因は、胎盤から出るホルモンの一部に血糖値を上昇させる作用があるものがあるから。

妊娠前から健康管理に問題があって、糖尿病予備群のような状態の人が妊娠することで、妊娠糖尿病になりやすいと言われています。

実際に妊婦の7〜9%が妊娠糖尿病を発病すると言われていますので、血糖値のコントロールに問題のある人は注意しましょう。

妊娠糖尿病の胎児への影響とは?

妊娠糖尿病が、赤ちゃんに与える影響はいくつかあります。

  • 低出生体重児になるリスク
  • 奇形を伴って生まれるリスク
  • 巨大児になってしまうリスク
  • 産道抵抗が高まり、肩骨難産になるリスク
  • 低血糖で生まれるリスク

妊娠糖尿病の母親への影響とは?

妊娠糖尿病が母親に与える影響もいくつもありますが、胎児が大きくなりすぎて、難産や帝王切開での出産が必要になる可能性が高まります。

他にも、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、感染症の発症リスク、産後に本格的に糖尿病になってしまう可能性もあります。

妊娠糖尿病を発病しやすい人とは?

妊娠糖尿病を発病しやすい人の特徴は、

  • 肥満体型の人
  • 家族に糖尿病の既往歴のある人
  • 35歳以上の高齢妊娠&出産
  • 巨大児出産既往歴のある人
  • 巨大児分娩既往歴のある人
  • 習慣流早産や周産期死亡歴のある人
  • 先天奇形児の分娩歴のある人
  • 強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性
  • 多嚢胞性卵巣症候群の人
  • 妊娠高血圧症候群の人
  • 羊水過多症の人

これだけ妊娠糖尿病を発病する可能性がある人がいますが、特に35歳以上で妊娠している場合に、妊娠糖尿病になるリスクが高いと言われています。

さらに妊娠前に多嚢胞性卵巣症候群の症状があると、インスリン抵抗性が高まり、血糖値のコントロールが難しくなるので要注意。

妊娠糖尿病の予防法とは?

妊娠糖尿病もやはり糖尿病の一種なので、血糖値のコントロールをしっかりと行うことが基本です。

血糖値をしっかりコントロールするためには、炭水化物の摂取(糖質制限)と運動を併用して、糖質の代謝をしっかり行なうことが基本。

食事内容は、炭水化物中心ではなく、野菜や肉などのおかず中心のものにして、炭水化物よりもタンパク質の摂取量を増やします。

お菓子やスイーツ、炭酸飲料なども極力控えるようにしましょう。

また食事を食べる順番は、野菜→肉→炭水化物という順番に変更することで、糖質の摂取量と吸収量を抑制します。

炭水化物を食べるまでに、咀嚼回数を増やし、満腹感を感じているようなら、炭水化物の摂取量は最小限でも問題ありません。

ピニトールサプリメントも活用する

最近注目されている新たな糖尿病予防成分に、 ピニトールがあります。

ピニトールとは血糖値のコントロールができることが証明されている成分で、現在糖尿病患者への本格的な治療に向けた準備が進んでいます。

ピニトールには、多嚢胞性卵巣症候群への効果があるという論文発表もされている注目の成分。

ピニトールサプリメントも妊活用に販売されていますので、それを活用するのもひとつの方法です。

帝王切開のメリットやデメリット、入院期間と費用は?

35歳上の女性が高齢出産する際に、帝王切開を使った出産割合が高まります。

高齢出産特有の原因で、帝王切開を選ぶしか方法がなくなり、自然分娩での出産が難しくなるんです。

でも帝王切開って、どんな方法で行なうのか?

なんとなく、お腹を切って出産する方法というイメージはあると思いますが、詳細は知らないのではないでしょうか?

そこで、 帝王切開の基本情報(入院期間や費用)などの部分と、帝王切開するケースなどを紹介します。

帝王切開は、不安が募る出産方法だと思っている人も多いかもしれませんが、実は新生児の2割が帝王切開による出産なんです。

帝王切開にかかる費用も、出産育児一時金や健康保険でカバーできます。

中には、民間の医療保険に入っていたために、帝王切開したらお金が増えた・・・なんて人もいるくらい。

不安やデメリットだけではなく、帝王切開にもメリットがあることを理解しましょう。

帝王切開とは?イメージと違う現実

自然分娩では、赤ちゃんは産道を通って、膣から出てきます。

しかし何かしらの理由で、産道を通って出産することができない場合に、腹部と子宮を切開して、赤ちゃんを取り出す方法が帝王切開。

先ほども紹介しましたが、帝王切開で生まれてくる赤ちゃんは2割。

5人に1人が帝王切開で出産していますので、一般的な出産方法のひとつです。

帝王切開にも部分麻酔による出産方法と、全身麻酔による出産方法がありますので、知らぬ間に赤ちゃんを出産していたなんてこともあるんです。

帝王切開で出産するのは、どんな時?

帝王切開にも、 予定帝王切開緊急帝王切開のふたつがあります。

予定帝王切開とは、元々出産時に自然分娩で生むことができないことがわかっており、それを踏まえて医師と事前協議で出産する方法。

緊急帝王切開とは、自然分娩で出産に臨んだものの、何かしらの事情で、急遽帝王切開による出産をしなければならない時に行われる方法です。

予定帝王切開で出産する理由とは?

予定帝王切開で出産する理由で最も多いのは、逆子の場合です。

逆子の場合には、100%の確率で帝王切開が選択されます。

また骨産道の大きさに対して、胎児の頭が大きい場合にも、胎児が産道を通過できないので、帝王切開による出産が基本。

過去の出産で帝王切開を選んでいる場合や、子宮筋腫など子宮関連の手術歴がある場合にも帝王切開が選ばれます。

予定帝王切開で、最もリスクが高いのが「 前置胎盤」の場合。

前置胎盤とは、胎盤が子宮口を覆う形で形成されている状態で、赤ちゃんが外に出ようとすると、胎盤が切れて大量出血するリスクが。

いずれにしても予定帝王切開では、事前に帝王切開で出産することがわかっているので、術後のスケジュールや費用面の事もわかっているので安心です。

緊急帝王切開で出産する理由とは?

予定帝王切開に比べて、少し厄介なのが緊急帝王切開です。

元々は自然分娩で出産する予定だったのに、出産する過程で帝王切開に切り替わるので、様々な部分で調整が必要になります。

緊急帝王切開が選ばれる理由は、

  • 出産に予想以上の時間がかかっている
  • へその緒が胎児の首に巻き付いて命の危険がある
  • 母体の体力が、陣痛に耐えられない
  • 微弱陣痛が続き、正常な分娩ができない

緊急帝王切開でも通常であれば、そこまでリスクが高まることはありませんが、 常位胎盤早期剥離妊娠高血圧症候群の場合には、注意が必要です。

常位胎盤早期剥離とは、胎盤の位置や形状に問題がないものの、出産より早い段階で胎盤が外れてしまうこと。

この場合、胎児に栄養も酸素も行かなくなってしまうので、命の危険にさらされることになりますので、すぐに出産する必要があります。

妊娠高血圧症候群を発症し、血圧が正常以上に上がってしまうと、母子ともに危険な状態になるので、場合によっては帝王切開で緊急出産することも。

自然分娩を予定していても、緊急帝王切開の可能性があるということを事前に理解し、色々調べておいたほうが良さそうです。

35歳以上の高齢出産で帝王切開が多い理由とは?

帝王切開での出産は、全体の2割という話ですが、35歳以上の高齢出産に限定するとその割合が大幅に上昇します。

35歳以上だと45%が帝王切開。

帝王切開を選択する確率が、2.5倍も高いわけです。

なぜ高齢出産だと帝王切開を選択することが多いのか?それこそが、高齢出産に隠されたリスクだったんです。

産道や骨盤が開かず、体力的な問題がある

35歳以上の高齢出産を自然分娩で行おうと考えた時に、一番の弊害が産道が固くなり、骨盤が開きにくくなること。

赤ちゃんが出にくい状態になってしまうということです。

赤ちゃんが出にくいと出産が長引き、出血量が増え母子ともに危険な状態になることもあります。

さらに自然分娩による高齢出産をしようと考えていても、母体の体力が陣痛や出産に耐えられないことも。

高齢出産の場合、赤ちゃんが出にくい条件が揃ってしまうので、最初から予定帝王切開で安全に出産する方法を選ぶことが多いんです。

妊娠高血圧症候群を発症する割合が高まる

35歳以上で妊娠&出産しようとすると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を発症するリスクが高まります。

一般的に、加齢とともに血圧が上がりやすい状態に。

特に妊娠中には、体への負担が増え、赤ちゃんの分の血液量も増えますので、血管に負担がかかりやすいんです。

その結果、妊娠高血圧症候群を発症する妊婦さんの割合が高まります。

妊娠高血圧症候群を発症すると、降圧剤で血圧をコントロールすることになりますが、食事療法や休息などをしっかりとる必要も。

それでも妊娠高血圧症候群が改善しない場合には、入院加療が必要になり、母子の健康状態に合わせて帝王切開が行われます。

妊娠糖尿病を発症すると、赤ちゃんの成長に影響が出て胎児が成長しすぎてしまうことも。

一般的に4000g以上に胎児が成長すると、自然分娩ではなく、帝王切開が選択されます。

35歳以上の年齢は、妊娠糖尿病の発病リスクが急激に高まるので、食生活のケアなどで予防することが必要です。

帝王切開の基本的な入院期間と費用とは?

様々な理由で行われる帝王切開ですが、入院期間と費用の目安など基本知識を持っておくことで、慌てずに出産に臨むことができます。

まず帝王切開をすると、必ず入院が必要になります。

一般的な入院期間は、7〜10日。

帝王切開の状態や術後の経過などによっても異なりますので、大まかなイメージとして理解しておきましょう。

気になる帝王切開の手術費用は、50〜70万円。

この金額には、分娩費用も入院費用も含まれていますので、出産育児一時金が42万円出ることを考えると、費用負担はそこまでありません。

ちなみに出産育児一時金とは、健康保険から支払われる出産時の費用を援助してもらえる制度で、42万円は子供1人につきの金額です。

もし双子なら84万円、三つ子なら126万円と、支援してもらえる金額は増えていきます。

さらに帝王切開は、医療行為なので、民間の医療保険に加入していればその適応が受けられます。

入院1日につき、10000円とか5000円の給付金が出るなら、窓口での負担額を超えることも。

なので冒頭で説明したように、帝王切開になったらお金が増えたなんてメリットもあるんです。

帝王切開というと偏見を持って捉えてしまう人もいますが、実は一般的でより安全に出産できる方法であることも理解しましょう。

35歳以上になると、急激に帝王切開の可能性が高まる。

ということを踏まえると、高齢妊活を始める前に医療保険の見直しを行なっておくと、緊急帝王切開でも安心して出産できます。

出産や育児には費用がかかるもの。

お得に賢く出産する方法を事前に考えておいた方が、良いと思います。


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