たばこや喫煙が妊活や妊娠に与える影響について、しっかり考えたことがありますか。

喫煙習慣があると、男性も女性も明らかに不妊の要因が増え、妊娠力が低下します。

実際にどんなことが起こるのか、禁煙したいと思えるような喫煙による不妊リスクをまとめて紹介します。

たばこや喫煙は、不妊リスクを高める成分ばかり!

たばこの成分には、不妊リスクを高めるものが多いのですが、実際に喫煙することで、どのような成分が体内に入ってくるか知っていますか?

タバコの煙を吸うだけでも4000種類もの化学物質が含まれており、その中で200種類は身体にとって有害で、30種類は発がん性があることすらわかっています。

だから喫煙者の男性の60%、女性の70%ががんを発症。

しかも旦那さんが喫煙者、奥さんが非喫煙者でも、受動喫煙の影響で女性の70%ががんになることもわかっています。

女性の方が、たばこの害の影響を受けやすいということもわかっています。

タールは発がん性物質のかたまり

たばこが健康に良くないと言われる一番の原因がタール。

タールとは粘質性の液体で、たばこの煙の中に溶け込んでおり、発がん性物質や発がん促進物質が含まれています。

実際にタールに含まれている発がん性物質で代表的なものは、

  • ベンゾ(a)ビレン
  • ジメチルニトロソアミン
  • メチルエチルニトロソアミン
  • N-ニトロソノルニコチン
  • ニトロソビロリジン
  • キノリン
  • ヒドラジン
  • 2-ナフチルアミン
  • 4-アミノビフェニール
  • 0-トルイジン

などです。

この発がん性物質が含まれていることが、健康を害してしまう理由です。

ニコチンの常習性と血流悪化作用

ニコチンには、タールほどの強い毒性はないものの、非常に強い常習性があります。

ニコチンは脳の中枢神経や末梢神経に存在するアセチルコリン受容体に作用し、その影響は脳の広い範囲に及びます。

特に中央辺縁のドーパミン神経系がニコチンの依存性に強い影響を与え、神経の興奮を招き、快楽を与えることで、依存性が高まっていきます。

さらに、血管を強く収縮させ血流の悪化を招き、不整脈や糖尿病になるリスクを向上させます。

この血流の悪化こそが、妊娠力が低下する要因のひとつ。

人体に起こる変化については、後ほど詳しく解説します。

一酸化炭素により酸欠状態が続く

一酸化炭素は、酸素の250倍も赤血球のヘモグロビンと結合しやすい物質。

さらに酸素分圧とオキシヘモグロビン濃度の関係を変える作用もあり、喫煙により一酸化炭素が体内に取り込まれると、強い酸欠状態になります。

たばこの燃焼時に大量の一酸化炭素が発生し、それを体内に取り込むことで、血液の酸素運搬能力が低下し、末梢での酸素分圧が極端に低下して、様々な健康被害の原因に。

血液内の悪玉コレステロールが酸化コレステロールに変化し、血管の内側にこびりついて、血管が詰まりやすい状態になります。

その結果、動脈硬化を引き起こしたり、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な病気にもつながります。

一酸化炭素も血流の悪化、血液の状態が悪くなることで、不妊リスクを高める物質ですので、その影響を詳しく説明しますね。

たばこの喫煙が妊活中の女性に与える悪影響とは?

ここまで説明したたばこの成分や体内への影響を読んだだけでも、どれだけ健康に悪いものかということがわかると思います。

しかし妊活中の女性にとって、たばこを吸うことが与える影響は非常に強く、妊娠力が直接低下しますので、できるだけ早いタイミングで喫煙することが必要です。

実際に喫煙が女性の体に与える影響を紹介します。

喫煙による子宮や卵巣の機能の低下

女性がたばこを吸うことで、体内にニコチンや一酸化炭素を摂取することになります。

いずれも血流を悪化させたり、血液の酸素を減少させたりと妊娠力が低下する要因を増大させるもの。

新鮮な血液が子宮や卵巣に届かなくなったらどうなるのか?

子宮内膜は厚くならず、原始卵胞は成熟しきれずに排卵されるわけですから、卵子の質が低下することに。

その結果、受精力が低下したり、着床力にも問題が出てくることが考えられます。

さらに、たばこに含まれる有害物質が、原始卵胞を死滅させるので、体内に残っている卵胞数が減少し、閉経が早まるリスクも。

これでは、妊娠しないように自分で仕向けているようなもの。

しかも一度低下した卵巣機能を元に戻すのは、本当に大変なことで、戻らないことの方が多いくらいなんです。

喫煙による女性ホルモンの低下

喫煙による影響は、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの女性ホルモンを減少させます。

女性ホルモンが低下すると、無排卵月経の原因になったり、子宮内膜の厚みが十分に増えないなど様々な不妊リスクが。

特に無排卵月経は、病院で検査しないとわからないことなので、月経は来ているのに妊娠できないという事を繰り返してしまう要因になります。

喫煙による受精力の低下

喫煙による受精力の低下は明らかで、実は体外受精(IVF)でも成功率が低下します。

研究データでわかっているのは、喫煙者の成功率は非喫煙者に比べると20〜30%も低下するということ。

自然妊娠でも同じこと。

  • 3.5ヶ月以内の妊娠率は、非喫煙者が58%で喫煙者が42%
  • 9.5ヶ月以内の妊娠率は、非喫煙者が80%で喫煙者が69%

妊娠率がこれほど低下するのに、妊活中に喫煙をする意味がわかりませんよね?

たばこの喫煙が妊活中の男性に与える悪影響とは?

喫煙が妊娠力に悪影響を与えるのは、女性だけの話ではありません。

女性同様に男性の喫煙者にも、妊娠力を顕著に低下させる事がわかっており、特に精子に対する影響が強く出ます。

実際に喫煙者の精子がどんな状態なのかを解説します。

喫煙による精子濃度の低下

喫煙者の精子濃度は、非喫煙者と比較すると、15.3%ほど低下することがわかっています。

喫煙による精子数の減少

喫煙者の精子数は、非喫煙者と比較すると、17.5%ほど低下することがわかっています。

喫煙による精子の運動性能低下

喫煙者の精子の運動性能は、非喫煙者と比較すると、16.6%ほど低下することがわかっています。

喫煙による精子の奇形率の上昇

喫煙者の精子の奇形率は、非喫煙者と比較すると、2.5倍ほど上昇することがわかっています。

これらの精子に起こる様々な問題は、受精力の低い精子を生み出すことにつながり、妊活においてはデメリットしかありません。

妊娠するのは女性だから、男性は禁煙する必要がないと思っているあなたには、しっかりと知ってもらいたい話。

がんの発病率のところでも話しましたが、受動喫煙による女性のがんの発病率は、禁煙者と同じレベルです。

だから旦那さんが喫煙者の場合、女性の体に今回紹介した不調が起こり、妊娠力が低下していると考えるべき。

妊活は夫婦の共同作業です。男性だけ、女性だけで行うものではありません。

その点を理解して、夫婦の妊活がスムーズに進むように、お互いに思いやりをもって進めていきましょう。


>>もしかして、妊活の情報収集だけしていませんか?<<

情報収集も妊活には重要な事ですが、妊娠力がそれですぐに高まるのかは別の話。

妊娠力が高まる方法や、妊娠に必要な情報だけをさらに厳選紹介!



私の妊活で役立った妊活向きのサプリメントをだけを紹介しています。

短期間で妊活を成功させたいなら、第1位の情報を今すぐチェック!

 

妊活するなら、葉酸サプリメントを摂取するのは基本だけど、何が良いの?と悩んでいるのなら・・

香りもよく、豊富な葉酸をしっかり摂取でき、妊娠初期でも飲み続けられた、はぐくみ葉酸がおすすめ。

【私も愛用した葉酸サプリメント】はぐくみ葉酸の詳細を今すぐチェック!

レモンの葉酸だから、柑橘系の香りで一番の飲みやすさが魅力! 妊活中→妊娠中→産後の体調管理にまで活用することができますよ!

関連記事

わかめのヨードは妊活や妊娠力に影響するの?心配な副作用とは?

わかめに含まれているヨードは、妊活や妊娠力に影響するのでしょうか? 実は妊婦さんがわかめを食べすぎることで、心配されている副作用があり…

貧血が不妊の原因、フェリチン不足は妊娠できないって本当なの?

貧血が潜在的な不妊の原因だということを知っていますか、特に鉄分欠乏症の女性は妊活前に症状の改善を行うべきなんです。 貧血と言っても、ヘ…

妊活中の飲み会での飲酒は妊娠に影響するの?上手な断り方も紹介

妊活中の飲み会でのお酒や飲酒は、妊娠や着床に影響するのでしょうか? 気になる妊娠とアルコールの関係を解説します。 また、妊活中の…

妊娠しやすいセックス回数や体位を知って、妊活の希望を高めよう!

妊活中の女性が疑問に思うことに、妊娠しやすいセックスがあるのか?という点があります。 回数や体位、頻度によって、一般的に妊娠する確率が…

30代前半で妊活&妊娠希望なら、積極的な行動が必要なの?

30代前半で妊活や妊娠希望なら、積極的な行動が必要だって知っていますか? 不妊率が高まり、妊娠力が低下する30代後半までは残された時間…

L-カルニチンが妊活に効果を発揮、男女共に不妊症を解消する?

L-カルニチンをサプリメント等で補充すると、妊活に役立つ効果を発揮すると言われています。 L-カルニチンは男女共に不妊症を解消したり、…