不妊症の治療や検査をする際の病院選びのポイントとは?

また初回検査時からの大まかな検査や、不妊治療の流れを男女別に紹介します。

夫婦で協力して妊活を行なうことが、最も妊娠率を高める方法ですので参考にどうぞ。

目次

不妊治療の病院選びのポイントを紹介!

不妊治療や不妊症の検査を行なう際に、まず一番最初に悩むのが病院選びです。

  • どんな病院が良いのか?
  • どんな基準で選べばよいのか?
  • 外観がきれいな病院がよいのか?
  • 評判が良い病院がよいのか?

まずそこで考えてしまい、検査への不安などもあって、なかなか最初の一歩を踏み出せない人も多いんです。

そこで、何を基準に病院を選べばよいのかを紹介します。

通いやすい近場の病院にする

実はこれ、凄く大事なポイントです。

実際に不妊治療を行なう際には、月に4〜6回も通院が必要になり、それなりに期間がかかります。

その為、自宅周辺や通勤途中にある病院など、できるだけ通いやすい病院の中から選ぶことが大切。

腕や評判が良いからと、遠くの病院を最初に選んでしまうと、のちのちの通院が困難なことに。

ただでさえ不妊治療はストレスの多いものですし、ストレスは不妊の天敵。

そう考えても、できるだけ通いやすい病院の中から選ぶということをひとつの基準にしましょう。

確かに、病院の規模や評判も大事です。

でもそれ以上に大事なのが、医師との相性と治療に熱心な病院であるかどうかという点。

評判の良い有名な病院でも、丁寧に状況を説明してもらえなかったり、満足できるカウンセリングではないと治療に専念できません。

周りに相談する友人がいる場合には、その人の評価や評判を聞くのも大事なポイントです。

実際に通院してみて、もし合わないようなら転院すれば良いのです。

相性の問題、治療方針の問題は、転院すれば解決しますので、まずは最初の一歩を踏み出すことが大切。

転院した途端に妊娠してしまうような人もいるので、病院選びに悩むよりも、少しでも早い決断の方が大切だと理解しましょう。

医師が考える病院選びのポイント

しかし、最初から転院なんて考えたくないという人もいるでしょう。

そこで現役産婦人科医が考える良い病院選びのポイントを紹介します。

これを参考に近場の病院から選ぶと良いでしょう。

ベテラン医師が在籍している

不妊治療は非常にデリケートな問題です。

患者さんの心を汲み取れるような経験豊富な医師であることは、最低限の話です。

不妊治療は、引き出しの多さも大切なポイントなので、経験の多いベテラン医師が在籍している病院にしましょう。

月間25症例以上の体外受精

人工授精や体外妊娠の妊娠率を高めるには、常に培養室が機能している必要があります。

月間25症例以上の体外受精を行っている病院なら、培養室の稼働状況も問題ないでしょう。

エンブリオロジストが2名以上在籍

エンブリオロジストとは、配偶子や卵子や精子を専門に扱う生殖医療の専門家です。

生殖医療では、非常に高い技術力が必要なので、信頼できる技術者で選ぶのも良いでしょう。

静かで清潔な環境の病院

卵子の培養や顕微授精などは、静かで清潔な環境で行う必要があります。

古い建物や、高速道路の脇などの場所にあるビルなどに入っている病院は、避けたほうが良いでしょう。

不妊外来が毎日ある

排卵日は曜日を選んでくれませんので、土日に来ることもあります。

排卵日のことも考えると、土日でも診察を受けられる毎日診察を行っている病院が良いでしょう。

毎回同じ看護婦さんが対応

担当する看護師さんが毎回違うと、ちょっとした悩みや相談もしにくいもの。

久しぶりに行っても、心地よく迎えてくれるような看護師さんのいる病院にしましょう。

この全てを網羅する病院を見つけるのは難しいと思いますが、自分の中で譲れないポイントに絞って、病院選びの際に参考にどうぞ!

早めの受診が妊娠への近道

不妊の原因を見つけ出して、治療を行うことが妊娠へカギです。

その為にも、まずは病院に行ってみるということも大事。

実は不妊治療には、2〜3年という長い期間がかかることもあるので、最初の一歩を早めにすることがひとつのポイント。

特にパートナーのどちらかが、ある程度の年齢である場合には、早めに判断が大切です。

あなたが基礎体温表をしっかりつけて、避妊せずにセックスしていても妊娠しないという場合には、半年を目処にしましょう。

なんとなく排卵日付近に避妊をしないセックスしている場合には、1年間自然妊娠しないかを待ってからでも良いです。

ただ不妊治療は、年齢との戦いです。

上記はあくまでも目安ですので、あなたとパートナーの状況に照らし合わせて、検討してください。

初診時に準備するもの

まず最初に病院に予約をすることになりますが、月経中の予約は避けましょう。

また低体温期に来院を始めると、その後の検査スケジュールが立てやすいので、頭の片隅においておいてください。

初診時に内診を行なう病院と行わない病院がありますので、その確認もしておくと安心です。

またどんな検査をするのか?保険適応か、それとも自費になるのか?気になるコスト面の目安も最初の電話で聞いておきましょう。

初診では、問診が軸になります。

これまでの既往歴や月経周期などを、所定の用紙に記入することになりますので、整理して考えておきましょう。

不妊の原因は女性だけの話ではありませんので、可能なら夫婦2人で初診時から病院に行くのが好ましいです。

不妊専門医ではなくとも良いので、夫婦が安心して通える病院にするのが良いでしょう。

初診時に気をつけたいこと

初診で内診を行なう病院なら、スカートで行くとスムーズです。

産婦人科は、基本的に楽な服装で行くのが良いです。ピタッとしたジーンズなどでは行かないようにしましょう。

基礎体温表をつけている人は、持参すると専門家の意見やアドバイスを受けることもできるので、持参するようにします。

もちろんまだ基礎体温表をつけていない人は、持参しなくても大丈夫です。

金額の確認をしていても、少し多めにお財布に入れていくと安心です。それと保険証は忘れずに持参するようにします。

実は不認治療や検査にかかる費用は、全てが保険対応になるわけではありません。

検査なら月2〜3回、人工授精や体外受精は自費になります。さらに病院毎に保険適応の状況は異なりますので、最初にしっかり確認しておいてください。

不妊治療の基本、検査と治療の流れとは?

初診のあとは、初診時の検査を踏まえて、不妊の原因をさらに追求しいくことになります。

特に女性の場合は月経周期に合わせて、検査を行う必要があるので、実際の原因がわかるまで2〜3ヶ月ほどの期間が必要になります。

男性の検査はそこまでの頻度は必要ありませんが、女性の場合は様々な原因が考えられるので、通院回数が若干多め。

不妊治療の基本的な検査内容は、内診や基礎体温、精液検査などです。

この基本検査で、おおよその不妊の原因が解明できると言われている大切なものです。

基本検査の結果で、その後の治療方針が決定します。

基本検査で異常が見つかれば、精密検査でさらに詳細に調べていくことになります。

高度不妊治療も踏まえた治療の流れ

検査の結果、不妊の原因が見つかった場合には、その治療を行います。

不妊の原因が男性にある場合、女性にある場合、男女ともにある場合など様々な状況が考えられます。

ただ1度の検査で正しい診断結果にならないこともあるので、2度・3度と行ってくれる病院が良いでしょう。

現在の不妊治療では、「 ステップアップ治療」を導入している病院がほとんどです。

ステップアップ治療とは、一連の検査でも原因がわからない場合に、タイミング法などの一般的な不妊治療から開始する方法。

それでも妊娠しない場合には、人工授精を行いますが、それでも無理なら体外受精という感じで、徐々にステップアップしていきます。

不妊原因があり、それを治療で改善したことで妊娠できれば、このステップアップ治療を採用しませんが、それ以外の場合には多くの病院で用いられています。

ステップアップ治療や高度不妊治療などを行なう際に、「 成功率」を気にする人が多いんですが、成功率とは統計データなんです。

妊娠は夫婦の様々な要因で、できるかできないかが決まるものなので、成功率よりも納得できる治療を受けられることの方が大切です。

女性が受ける不妊治療の初診時の流れ

不妊治療の初診時にどんな流れで問診や検査が行われるのか?

これを知っておくことで、女性も安心だと思います。

そこで、一般的な不妊症の初診時の検査の流れを紹介します。

問診

まず最初に様々な質問事項に答える「 問診表」の記入から始まります。

この問診表の内容を見て、医師が診察をしたりしますので、非常に重要なことです。

問診では、初潮の年齢や直近の月経の開始日や周期、不妊治療の経験の有無なども聞かれます。

既往症や既往歴、手術歴などについては、年齢等も記載する必要があるので、事前にまとめておくとスムーズです。

血液検査と尿検査

血液検査や尿検査は、殆どの病院が初診時に行っています。

検査で採取した血液や尿を使って、ホルモン量を測定。

血液検査では、ホルモン量以外にも白血球の状態や肝炎、貧血の有無なども調べられます。

内診

内診では、膣や子宮、おりものの状態や卵巣の状態などを調べられます。

内診には、抵抗感がある人もいるかもしれませんが、リラックスして臨むことが大切です。

内診をすることで、子宮の発育状態、子宮筋腫の有無など妊娠や出産を妨げる要因を調べる事ができます。

病院によっては、超音波を使用して腹腔内の状態を調べるところもあります。

女性の不妊検査項目とその検査からわかることとは?

初診時以降の検査では、「 不妊の原因を調べる検査」と「 排卵期を調べる検査」のふたつを並行して進めていきます。

超音波検査・基礎体温・ホルモン検査などの基本検査を受けたあとに何か異常があると、腹腔鏡検査などの精密検査を受けることになります。

女性の検査は、月経周期に合わせて行いますので、すべての検査が終わるまでに2〜3ヶ月必要です。

月経は月に1回しかないので、スケジュールは守りましょう。

検査のタイミングを逃すと、翌月以降に持ち越しになりますので、そこは注意が必要です。

女性の不妊検査の基礎検査項目

基礎体温

この検査でわかること

  • 月経周期や排卵の有無
  • 黄体機能不全
  • ホルモンのリズム

不妊治療に不可欠なもの、それが基礎体温表です。

基礎体温表があることで、月経周期や排卵の有無、排卵の時期など妊娠に関わる重要なホルモンのリズムが分かります。

既に基礎体温表を自分でつけている人は、検査の際には必ず持参しましょう。そうすることで検査スケジュールも組みやすくなります。

ホルモン検査

この検査でわかること

  • ホルモン数値
  • 高プロラクチン血症
  • 多嚢胞性卵巣症候群
  • 排卵障害の原因

採血を行なって、血液中のホルモン値を測定する検査です。

一般的にホルモン検査は血液検査で行いますが、病院によっては尿検査のところもあります。

低温期、排卵期、高温期のすべての時期で、ホルモンの変動を調べる必要があるのが特徴。

ホルモンの分泌状態で、高プロラクチン血症や多嚢胞性卵巣症候群。黄体機能不全の有無などがわかります。

さらに排卵障害がある場合、詳細な原因究明もできます。

低温期に行なう検査

低温期(卵胞期)の検査は、月経周期の2〜7日目に行なうのが一般的。

卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)は共に脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンです。

これらの値が低すぎると、脳から卵巣への情報伝達が上手く行なわれない「 中枢性の排卵障害」と診断されます。

逆に値が高すぎると、卵巣に問題がある「 卵巣性の排卵障害」と診断されます。

また測定されたLHがFSHよりも高いと、多嚢胞性卵巣の可能性もあります。

高温期に行なう検査

高温期(黄体期)には、卵巣から分泌されるプロゲステロンやエストロゲンの検査を実施。

これらのホルモン値が低いと、黄体機能不全と診断されます。

超音波検査

この検査でわかること

  • 子宮筋腫、卵巣の腫瘍などの病気の有無
  • 卵胞の大きさ
  • 子宮内膜の厚さ

お腹の上にプローブと呼ばれる超音波発振器をあてて、卵巣や子宮の状態を調べます。

細い管型のプローブを膣内に入れて調べる方法もあります。

検査時の痛みもなく、体への負担もない安全な検査です。

超音波検査では、子宮筋腫や卵巣の腫瘍、多嚢胞性卵巣などの有無を調べられます。

また卵巣の中にある卵胞の発育状態を調べることで、排卵の時期を予測。

さらに子宮内膜の厚みから、着床障害の有無も判断可能です。

子宮卵管造影検査

この検査でわかること

  • 子宮の形状(大きさや奇形)
  • 卵管の癒着
  • 卵管閉鎖の有無

カテーテルと呼ばれる細い管を膣内に入れて、造影剤を注入してX線撮影します。

子宮と卵管に流し込んだ造影剤が白く浮かび上がり、卵管がしっかり通っているのかが確認できます。

卵管が狭くなっていたり、癒着して詰まっていると造影剤が途切れて、X線では撮影できません。

子宮形態の異常や、卵管の通過障害の有無を調べるためにも、必要不可欠な検査。

注入した造影剤は、検査後には腹腔内に流れ出て体内に吸収されますので、アレルギーがある人は、事前に医師に伝えましょう。

通気・通水検査

この検査でわかること

  • 卵管の通過性

子宮内に炭酸ガスや水を入れて、その圧力の変化を調べて、卵管の状態を確認します。

卵管がしっかり通っていると、炭酸ガスや水は腹腔内に流れ出ますので、圧力が一定以上に上がらないんです。

逆に卵管が詰まっていると、腹腔内に流れ出ないので、圧力が上がりそれで判断することができます。

頸管粘液検査

この検査でわかること

  • 頸管粘液の分泌量
  • 排卵日の予測

排卵前の頸管粘液を採取して、粘液の色や量をチェック。

乾燥させて、顕微鏡で観察します。

排卵前の頚管粘液だと、きれいなシダ状の決勝を確認することができますが、排卵後はシダ状結晶ではないので、それで判断できます。

女性の不妊検査の精密検査項目

腹腔鏡検査

腹腔鏡検査の対象者は、

  • 子宮内膜症
  • 卵管や卵巣の癒着、閉鎖の疑いがある
  • 機能性不妊を診断されている
  • 不妊一般検査後、1年以上妊娠しない

お腹に小さな穴を幾つか開けて、そこから腹腔鏡を入れて、卵管と卵巣の状態を検査します。

卵管の閉鎖や癒着、機能性不妊にも効果的な検査。

癒着や子宮内膜症などが見つかれば、その場で患部の治療を行なうこともできるので、非常にスムーズです。

子宮鏡検査

膣から子宮内に内視鏡を入れて、子宮内を観察します。

子宮鏡検査では、子宮筋腫やポリープ、子宮の奇形、炎症の有無などがわかります。

小さなポリープなら、その場で患部の治療も可能。

選択的頸管造影検査

選択的頸管造影検査とは、膣内に細いワイヤーとカテーテルを挿入して、直接卵管内に造影剤を注入して卵管の状態を確認する検査。

この検査では、卵管の閉鎖箇所の特定ができ、その場で治療することも可能です。

この検査で治療すると、妊娠率が高くなると言われています。

抗精子抗体検査

検査では問題がないのに、自然妊娠しない場合に受けるのが、この抗精子抗体検査です。

抗精子抗体」は、精子を標的にして、運動性や受精能力を阻害する因子。

女性の血液から血球成分を除いた、血清を観察することで判断します。

抗体の量が多いと、人工授精でも妊娠しにくいので、早めに体外受精に進みます。

男性が受ける不妊治療の初診時の流れ

不妊治療の初診時にどんな流れで問診や検査が行われるのか?

これを知っておくことで、男性も安心だと思います。

そこで、一般的な不妊症の初診時の検査の流れを紹介します。

問診

男性が検査を受ける場合、婦人科ではなく泌尿器科が推奨されます。

もちろん婦人科でも大丈夫ですが、検査の結果、以上が見つかった場合には、泌尿器科がや不妊専門医の診察が基本です。

男性が受ける問診内容は、現在の健康状態や既往歴、性欲や勃起状態、セックスの頻度など、かなりデリケートな質問が行われます。

ただし、治療に必要な部分なので、正確に答えるようにしましょう。

触診・視診

男性の初診で最も大事なのが、触診と視診です。

医師が性器の状態、特に精巣(睾丸)の発育状態を中心にチェック。

大きさや硬さ、位置や表面の状態などからある程度推測することができます。

前立腺や精嚢の大きさ、形、性器の奇形の有無なども合わせて調べられます。

その他の検査

変わったところでは、体の触診も行われます。

体毛の状態や乳首の女性化の有無をこの触診では判断します。

また血液検査では、血中のホルモン値を調べ、男性ホルモンの値が低すぎないか?プロラクチン値が高すぎないかをチェック。

男性が最も気にする精液検査は、初診では行わない病院もあります。

男性の不妊検査項目とその検査からわかることとは?

男性の不妊検査で最も基本的なのが、精液検査。

初診で行なう病院もあれば、2回目以降の検査で行なう病院もあるので、事前に確認しておきましょう。

精液検査で以上が見つかると、精巣検査や精管精嚢造影検査などの精密検査を行って、更に詳しく赴任の原因を追求します。

男性の不妊検査の基礎検査項目

精液検査

この検査でわかること

  • 精子の数
  • 精子の異常の有無
  • 精子の奇形率

精液検査は、精液を採取してその量や精子の数、精子の運動率、精子の奇形率などを調べる検査です。

検査の前には、4〜5日間の禁欲が必須。

採取方法はマスターベーションで行い、専用の容器に射精した精液を入れて病院に持っていきます。

コンドームには、殺精子剤がついているので、コンドームを使用した採取方法は厳禁。

精液はできるだけ病院で採取するのが基本ですが、自宅で採取した場合には、3時間以内に病院に持ち込むようにします。

女性が持ってくる場合は、ブラジャーの胸の間に挟んで体温と同じ温度を保つようにしましょう。

精液検査では、精子の数や運動率を判断しますが、これらは採集状況によっても変わってくるので、1度の検査よりも複数回受ける方が、より正確な判断ができます。

精液検査でより良い精液を取るコツは、パートナーに手伝ってもらうなど、自然な形で絶頂感を得ることが大切。

検査のためと義務的に行なうのではなく、できるだけリラックスして、良い精液を採取しましょう。

男性の不妊検査の精密検査項目

精巣検査

この検査でわかること

  • 睾丸組織検査・・・精子が作られる過程が明らかに
  • 精管精嚢造影検査・・・精管の閉鎖状態や副睾丸、精嚢の状態

無精子症など、精液検査の結果に問題のあった人が受けるのがこれらの精密検査です。

睾丸組織検査

精巣(睾丸)がどの位、正常に機能しているのかを調べる検査です。

これで精子の作られる状態を直接観察できます。

精液検査で、「 高度乏精子症」や「 無精子症」の疑いがある人だけが対象者。

睾丸に局部麻酔をかけて、睾丸の組織を少し切り取り、顕微鏡で観察します。

精液検査で精子が見つからなかった人でも、この検査で見つかれば、精子が作られているということになり、精管に問題があることが分かります。

この検査で採取された精子は、冷凍保存をして、体外受精や顕微授精で使われることもあります。

精管精嚢造影検査

精管が塞がっていないか、癒着して詰まっていないのかを調べる検査です。

精液の量が少ないか、「無精子症」の疑いがある時のみ実施。

局部麻酔をした陰嚢から管を入れて、X線で撮影します。この検査では、精子の通り道のどこに問題があるのかが特定できます。

抗精子抗体検査

男性が抗精子抗体を持っていると、自分で自分の精子を攻撃し、精子の運動能力や受精能力を低下させます。

精液を検査することで判断可能。

抗精子抗体が存在するのは、外傷や感染症による原因の場合もあるので、注意が必要です。

染色体検査

クラインフェルター症候群などの性染色体異常は、血液検査を行って、リンパ球を培養することで判断可能。

血液を1度採取するだけです。

この染色体異常による男性不妊のケースが増えており、特効薬のような改善法がないのが直近の課題です。

ハムスター検査

ハムスターの卵子を使用して、人間の精子が侵入できるかをチェックします。

精子の受精能力が高ければ、多くの精子が侵入することができますが、中には受精能力が高くとも侵入できないこともあるので、結果に一喜一憂しないこと。

ホルモン検査

血液中のホルモン値を調べます。

脳下垂体から分泌される卵胞ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、テストステロン(男性ホルモン)など。

テストステロン値が低いと、精子を作る機能に問題がある可能性があります。

医師とのコミュニケーションが不妊治療では大切

不妊治療を続けていく上で、重要なことに医師とのコミュニケーションがあります。

疑問や不安を放置せずに、すぐに解消できる関係を構築することは、不妊治療の成功率を高める上でも非常に大事なこと。

信頼関係構築のためにも、必要なことは伝えることが大切です。

質問は事前にまとめ、その場で解消する

不妊治療を受ける際に、診察医がいつも忙しそうなので、なかなか質問ができないという人もいます。

しかし、不妊治療では精神的な不安が原因でうまくいかないこともあるので、納得して治療を勧めていく必要があります。

その為にも、聞きたいことは聞く。

その場で上手く話せない人や質問がまとまらない人は、事前に要点をメモにまとめて、それを見て聞くと便利で伝わりやすいです。

また治療法や治療薬について、十分な説明がないことも不安に繋がります。

医師の説明が理解できない時、忙しそうで十分な説明が受けられていないと感じたら、自分から質問するようにしましょう。

医師との信頼関係を保つためにも、不安はその場で解消するようにするのがいちばん。

医師と患者さんは、一緒に妊娠に向かって進んでいくものです。

それなのに相手の顔色ばかり伺っていたり、医師の言うことだけに従っているのでは、妊娠という結果を得ることができません。

医師とは信頼関係を構築する

不妊治療は、治療が数年にわたり続くものなので、医師との信頼関係が非常に大切です。

治療期間が長くなると、様々な事を頭がよぎります。

医師はベストな方法を選んでいるつもりでも、あなたはそうは思っていないこともあるでしょう。

そんな時は、すぐに相談することが大事。

わからないことは放置せずに、質問リストを作ることで、明確化しておけば、お互いにスッキリします。

合わないかな?と思っても最低でも、半年は同じ病院に通いましょう。

その結果、医師との信頼関係も構築できるでしょうし、治療結果が出る可能性も高まります。

不妊治療には、心の状態や心的ストレスも影響します。

しっかりと信頼関係を構築し、ストレスなく通院できる環境で不妊治療に臨むのがいちばんです。


>>もしかして、妊活の情報収集だけしていませんか?<<

情報収集も妊活には重要な事ですが、妊娠力がそれですぐに高まるのかは別の話。

妊娠力が高まる方法や、妊娠に必要な情報だけをさらに厳選紹介!



私の妊活で役立った妊活向きのサプリメントをだけを紹介しています。

短期間で妊活を成功させたいなら、第1位の情報を今すぐチェック!

 

妊活するなら、葉酸サプリメントを摂取するのは基本だけど、何が良いの?と悩んでいるのなら・・

香りもよく、豊富な葉酸をしっかり摂取でき、妊娠初期でも飲み続けられた、はぐくみ葉酸がおすすめ。

【私も愛用した葉酸サプリメント】はぐくみ葉酸の詳細を今すぐチェック!

レモンの葉酸だから、柑橘系の香りで一番の飲みやすさが魅力! 妊活中→妊娠中→産後の体調管理にまで活用することができますよ!

関連記事

妊活ブームで女性の妊娠力が上昇?最近は高齢出産が主流なの?

婚活ブームに妊活ブーム、最近は様々なことがブームという言葉で括られますが、晩婚化が進んだことで、高齢出産をする女性が増えています。 実…

ピックアップ障害の原因や治療法、自然妊娠できる場合もあるの?

妊活中、ピックアップ障害と診断されてしまうと、不妊症のレッテルを貼られたようなもの。 ピックアップ障害の原因や治療法はどうなっているの…

温経湯が不妊改善に効果的な漢方薬って本当?効果や効能は?

漢方薬の温経湯を服用すると、不妊を改善できたり、不妊治療に役立つ効果や効能があるとい和れていますが、実際どうなのでしょうか。 温経湯の…

不妊トラブルでも妊娠できる。妊活や不妊治療を続けることが大事!

病院で不妊症の検査を受けると、妊娠できない原因がわかります。 そこで落ち込むのではなく、原因がわかればその原因を改善すればよいだけの話…

メラトニンの抗酸化作用が不妊治療に役立つ効果があるって本当?

近年の研究結果で、睡眠ホルモンのメラトニンが持つ抗酸化作用が不妊治療に役立つと注目されています。 妊娠の際に役立つ抗酸化作用があり、卵…

妊活離婚の現実。夫婦の温度差や認識の違いを埋める方法とは?

妊活が原因で起こる妊活離婚という現実が増えているのを知っていますか? 妊活に対する夫婦の温度差や認識の違い、旦那さんの非協力的な状況が…