PMS(月経前症候群)の悪化は、妊活に影響するのでしょうか?

気になる妊娠とPMS(月経前症候群)の関係について、医学的見地からも考えてみたいと思います。

PMS(月経前症候群)の症状がある人が、症状を悪化させない可能性がある対処法も合わせて紹介します。

PMS(月経前症候群)はどのような原因で起こる症状なのか?

PMSとは、月経前症候群とも呼ばれる症状で、「月経前3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退ないしは消失するもの」と定義されています。

実は現代女性の約8割が月経前の不調を感じており、身体的なことだけではなく、精神的な部分にも影響が出る結果に。

ある調査では、3人に1人がPMS(月経前症候群)に悩んでいると言われるほど多い症状です。

現在、PMS(月経前症候群)の原因として考えられていることは主に4つ

  • 女性ホルモンの急激な増減
  • セロトニンの減少
  • 血糖値の低下
  • 鉄分不足による貧血

特にこの中でも重要視されているのが、女性ホルモンの分泌量の急激な変化。

男性には起こらないPMSなので、女性にしかない月経という仕組みの影響を強く受けています。

女性ホルモンでも、特に黄体ホルモンの増加が原因になっていると考えられます。

黄体ホルモンには、妊娠に備えて子宮内膜を厚くしたり、着床の準備を行う作用と、水分や血液、栄養を溜める作用があり、むくみやだるさ、体重増加のきっかけに。

この症状がPMS(月経前症候群)の症状でも多いことから、排卵後のエストロゲンの減少と黄体ホルモンの増加の切り替えがうまくできていない状態だと推測されます。

ホルモンバランスの乱れや悪化が起こっていることは、妊娠を目指す妊活中の女性にとって、見逃せない話ですが、PMS(月経前症候群)があると妊娠できないのでしょうか?

PMS(月経前症候群)と妊娠には医学的な関係はあるのか?

妊活中の女性で、PMSの症状悪化に悩んでいる人だと、もしかして、PMSの症状が出ていると妊娠できないのでは?と考える人もいるようです。

ただ医学的な見地から、PMSと妊娠の関係性を考えると、PMSは妊娠には影響していません。

そしてPMSの症状が出ることと、妊娠にも関係性はなく、PMSの症状の有無で妊娠の判断を行うこともできません。

女性の場合、妊娠していても妊娠していなくとも、生理予定日までは高温期が続き、分泌されるホルモンも全く同じ。

だから、PMSの症状の有無で妊娠の可否も判断できません。

ただPMSの症状が悪化するということは、妊活にとってはデメリットなので、PMSを普段から感じている人は、症状を悪化させないことが大切。

PMS(月経前症候群)を悪化させる意外な要因とは?

PMS(月経前症候群)対策として一般的に言われているのは、珈琲や紅茶などのカフェイン摂取制限、禁酒や禁煙は既に多くの人が実践しているでしょう。

でも意外に実践されていないのが、ストレスと血糖値に関するもの。

ストレス過多の状態が続くことで、セロトニンの分泌量が減少し、それが精神的な症状に繋がりますので、ストレス対策も重要です。

ストレス対策は、妊活全般においても非常に重要なことですので、妊娠力アップを兼ねてストレス発散を行うようにしてください。

そして、PMS(月経前症候群)対策として、注目すべきは血糖値の話。

血糖値が急上昇、急降下を繰り返しているとPMSの症状は悪化しやすい特徴があります。

血糖値の上昇はインスリンの大量分泌に繋がり、その状態を改善するために血糖値が急降下して、低血糖の状態に。

低血糖はイライラやだるさの原因になるので、PMSで精神的な症状が出やすい人の場合には、血糖値のコントロールが非常に大切になります。

PMS(月経前症候群)の一般的な症状とは?

PMS(月経前症候群)の症状には、

  • 普段なら気にならないようなことでイライラする
  • 旦那さんに八つ当たりしたり、口喧嘩が増える
  • イライラと精神的な落ち込みを繰り返してしまう
  • 空腹感が強く、食事量が増える
  • 体がだるく、重い感じが続く
  • 肩こりや頭痛に悩まされる
  • やる気が出ずに、物事に集中できない

これらのPMSの症状は、妊娠初期の症状に似ていることもあり、もしかして・・・と誤解してしまう人も多いんです。

PMS(月経前症候群)の症状が辛い時は婦人科へ!

PMS(月経前症候群)の症状には個人差があり、何となくやり過ごせる人と、仕事や日常生活にも支障をきたすほどの症状を感じる人がいます。

もしあなたが後者の場合には、一度婦人科で検診を受けてみるのもひとつの方法。

むくみには利尿剤、痛みには鎮痛剤など、あなたの症状に合わせた治療を行ってくれますし、ピルや漢方薬を処方してホルモンバランスを整えて妊活にもプラスになることも。

精神的な症状が強い場合、PMSではなくPMDD(月経前気分不快障害)を発症していることもあり、その際には心療内科での加療が必要になります。

いずれにしても、妊活にメリットがないですし、安心して妊娠できるようにするためにも、PMS(月経前症候群)の症状が気になるようなら、一度婦人科を受診してみるべきでしょう。

PMS(月経前症候群)でも妊娠はできる!

最後になりましたが、PMS(月経前症候群)の症状があっても、妊娠&出産をした先輩ママはたくさんいます。

だからあなたがPMSの症状が気になっていたとしても、それだけが原因で妊娠できないということではありません。

ただ症状が悪化していたり、肉体的・精神的な症状が出ている状態というのは、PMSだけではなく、妊活にとってもデメリットの可能性はあります。

ホルモンバランスの悪化や乱れをきっかけにして起こるPMSですので、妊活にとっては、ホルモンバランスの正常化は大切なこと。

PMSの症状を改善しつつ、妊娠力も高めていくことでより妊娠できやすい体質に変化していきますので、その点も意識して普段の生活習慣を整えていくようにしましょう。


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