予防接種と妊活の気になる関係について紹介します。

風疹やインフルエンザの予防接種は、どのタイミングが推奨されているのか?

妊娠前のワクチン接種が基本と言われるものの、事前に行わなかった場合には、どの程度の避妊期間が必要なのか、また予防接種をしない場合のリスクとは?

妊活中の女性が気になる予防接種に関する疑問を解説します。

妊娠中の風疹が赤ちゃんの障害の原因になる!

妊活を行っていたり、既に妊娠中だったりして、産婦人科を受診している人なら、知っているかと思いますが、妊娠20週までの初期のタイミングでの風疹への感染は危険。

赤ちゃんの目や耳、心臓などの臓器に先天性の障害が出る可能性が非常に高まります。

病名は、「先天性風疹症候群」。

風疹は麻疹やおたふく風邪に比べると症状がひどくならないので、そこまで気にしない人がいますが、赤ちゃんにとっては非常に厄介な病気。

妊娠初期の風疹を予防するためにも、妊娠前の予防接種は基本です。

特に昭和54年〜62年生まれの人は、風疹の予防接種が自己判断になっていたので、免疫を持っていない人が多いんです。

風疹が日本でも大流行している!

日本では、既に風疹の流行は終わっていたんです。

だから特定の年齢の風疹の予防接種が自己判断に任されていたという時代がありました。

しかし、2011年頃から日本でも風疹が大流行し、これが妊娠さんに感染する事象が相次いだんです。

そもそもなぜ日本で風疹が大流行したのか?

これは風疹ワクチン接種が済んでいないアジア各国に出張した人が現地で感染し、潜伏期間(2〜3週間)を気づかずに過ごし、その間に帰国していた場合に、飛沫感染が起こる。

職場で流行が始まり、それが徐々に拡大したという経緯があります。

しかも風疹に感染するのは、出張の多い20〜40代の男性。

それが奥さんや社内の妊娠適齢期の女性に感染し、大流行へと発展し、ここ数年の風疹の予防接種が意識される状況になっているんです。

風疹の予防接種と避妊期間

風疹が赤ちゃんの先天性異常の原因ということで、基本は妊娠前の予防接種が推奨されています。

女性が風疹の予防接種を受けた場合には、2ヶ月間の避妊期間が必要になります。

抗体ができるまでの期間はしっかり避妊する。

2ヶ月というよりも、生理が2回来るまでと考えておくと良いでしょう。

予防接種を行うタイミングも妊娠していない事が前提なので、生理期間中かその前後で、妊娠していないことが明確な状態で行うこと。

これが基本です。

ちなみに女性は避妊期間が必要ですが、男性の場合は、特に避妊期間は必要ではないので、抗体がない場合には、早めに予防接種を受けてしまった方がよいでしょう。

妊娠している場合は、風疹の予防接種は不可能!

風疹の予防接種で使うのは、生ワクチン。

だから妊娠していることがわかっている場合には、予防接種を受けることができません。

そのため、人混みを避けてできるだけ交流を防ぐ事が基本。

特に30〜40代の男性の2〜3割が風疹の抗体がないので、そこから風疹を感染させられないように注意が必要です。

パートナーが風疹の抗体を持っていなければ、さっさと予防接種を受けさせて、自分への感染を予防することが大切。

妊活中の予防接種に関する基本的な考え方とは?

妊活中に感染症にかからないように予防接種を受けたいと考える人も多いんです。

本来なら、妊活を始める前に様々な抗体の状況を確認し、予防接種を受けてしまうことが推奨されますが、気づかなかったという人もいるでしょう。

しかし予防接種を母親が受けることで、赤ちゃんにも抗体を渡すことができる非常に大切なこと。

例えば、妊娠前に麻疹風疹混合ワクチンの予防接種を受けることで、赤ちゃんも風疹と麻疹の抗体を持って生まれてくることになります。

でも既に妊娠中だったらどうするべきなのか?

実はワクチンには、「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があり、日本産婦人科学会がそれぞれについて、使用の可否を決定しています。

  • 生ワクチン:妊婦への接種は基本的に禁忌
  • 不活化ワクチン:妊婦への接種も可能

生ワクチンと不活化ワクチンには、どのような種類や特徴があるのかを紹介します。

生ワクチンの種類と特徴とは?

生ワクチンとは、毒性を弱めた細菌やウイルスを使った予防接種

実際の病原菌を注射することで、その病気を発症した状態と同じ状況にして体内に抗体を作る方法です。

毒性を弱めていても、細菌やウイルス感染が赤ちゃんに影響することが否定出来ないので、妊娠中や妊娠の可能性がある女性への予防接種は禁止されています。

  • 定期接種:BCG(結核ワクチン)、ポリオ、麻疹(はしか)、風疹
  • 任意接種:おたふくかぜ、水痘(水ぼうそう)、黄熱

不活化ワクチンの種類と特徴とは?

不活化ワクチンとは、細菌やウイルスの病原性を排除して、免疫を付ける為に必要な成分だけを抽出して、ワクチン化したもの。

なので、妊娠中の予防接種でも、赤ちゃんが病気に感染することがないと考えられているので、予防接種が可能です。

インフルエンザの予防接種をした妊娠さんから生まれた赤ちゃんは、予防接種をしていない母親から生まれた場合に比べ、生後6ヶ月のインフルエンザへの罹患率が63%も低下。

抗体を母親からしっかり受け継ぐ事ができるので、赤ちゃんの健康管理にも有効的だと考えられています。

  • 定期接種:DPT(3種混合)/DT(2種混合)、日本脳炎
  • 任意接種:A型・B型肝炎、インフルエンザ、HPV(ヒトパピローマウイルス)

すでに風疹の予防接種を受けていても、安心しない!

子供の頃に予防接種を受けているから安心、だということはないんです。

実は予防接種を受けている場合でも、予防接種を受けてから時間が経過することで、抗体が消失していることもあります。

さらには、新しい型の病原菌が流行し、新たな感染を引き起こすことも可能性としては否定できません。

だから妊活前や妊娠を考え始めたタイミングで、一度抗体の検査を行っておくことは、非常に大切。

妊活には様々なトラブルが付き物なので、少しでもリスクを回避することを、最初に心がけて実践しておきましょう。

妊活期間、妊娠中と健康に過ごせるように、しっかり体調管理を行ってくださいね。


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