自然妊娠は、どのようなメカニズムで起こっているものか。

あなたは正確に理解できていますか?何気なく考えている妊娠、でもそのメカニズムはシンプルで複雑なもの。

そこで、女性と男性の体の仕組みや妊娠の仕組みやメカニズムなど、まず妊娠するということの基本を説明します。

妊娠と出産に重要な女性の体の仕組みを理解しよう!

妊娠も出産も女性の体の中で起こるもの。

しかし、あまりじっくり自分の体の仕組みについて、考えたことがない人も多いのでは?

そこで基本的な妊娠に役立つ器官や生殖器、生殖機能の話などを簡単に説明します。

女性の生殖器のメカニズム

女性の生殖器は、内性器と外性器の2種類の性器から成り立っています。

外性器は見える部分なので、自分でも意識することがあると思いますが、妊娠や出産に大切なのは、内性器です。

内性器という名の通り、体の内側に隠れている部分なので、詳しくは知らないという人が多いのが、実際ではないでしょうか?

しかし、妊娠や出産を考えているのなら、内性器についてもしっかり理解しておくべき。

もしあなたが、排卵は卵巣だけで起こっている仕組みだと考えているのなら、それは大きな間違いです。

脳やホルモン、様々な器官と密接に関わって、はじめて排卵という行為ができる。そのことを理解すべきでしょう。

他にもここ数年増えている婦人科系の病気の理解をする上でも、自分の体の仕組みを理解することは必要なので、しっかりと理解してくださいね。

子宮

胎児を育てる為の大切な器官で、出産に耐えることができるように、非常に厚い筋肉で覆われています。

子宮は下腹部にあると考えている人が多いですが、実は下腹部よりもさらに下、陰毛が生えているくらいの位置にあるんです。

体の臓器の位置で言うと、膀胱と直腸の間に位置するのが、子宮の正確な場所です。

子宮は洋梨をひっくり返したような形をしていて、下側は膣、上側は左右に分かれて卵巣につながっています。

子宮の大きさは、出産未経験者だとニワトリの卵を一回り大きくしたサイズで、出産経験者だとさらにもうひと回り大きくしたサイズ。

子宮では、受精卵に栄養を補給し、保護しながら育てる保育器としての役割りもあります。

子宮の内側は、子宮内膜に覆われていますが、その子宮内膜が子宮以外の場所にできてしまうことを「 子宮内膜症」と呼び、不妊症の原因のひとつです。

卵巣

子宮の斜め後ろの位置にあり、子宮と靭帯で支えられているのが卵巣です。

卵巣は左右ふたつの臓器で、その大きさはうずらの卵くらいなので、比較的小さめ。

卵巣内には、卵子の元になる 原始卵胞が沢山詰まっており、女性器の中でも特に重要な器官です。

卵子だけではなく、女性ホルモンを分泌し、妊娠の成立や継続にも非常に大きな影響を与えています。

卵子の数には限りがあり、毎月左右どちらかの卵巣から排卵されて、50代頃にはほぼすべてを排卵して閉経します。

卵管

子宮の上側から左右に手のように伸びている器官が、卵管です。

卵管の長さは10〜12cmもあり、一番細い部分では直径1mmほどの針金のような太さになります。

卵管の先の部分には、卵管采と呼ばれるイソギンチャクのような形をした部分があり、ここで卵子を捕まえます。

卵巣から排出された卵子は、腹腔内を泳いで卵管采に捕まえられて、始めて卵管に到達。

ちなみに、まれに卵管采が卵子を上手く捕まえられないこともあります。

卵管の内部には、ヒダや隆起が多数あり、それが全て子宮の方向に向かってぜん動運動することで、受精卵を子宮に到達させます。

排卵

卵巣に詰まっている原始卵胞は、母親の体内にいる時に既に作られている細胞です。

女の子の赤ちゃんは、700万個もの原始卵胞を持って生まれてきます。

しかしその数は急激に減少し、初潮が来る頃には30万個に

その後、毎月排卵が行われることで、さらに減少します。

毎月の排卵の為に用意される原始卵胞は、約300個。

これが28日周期でやってくるので、年間5000個ほどの原始卵胞が自然に消えていきます。

50代になり、原始卵胞の残りが5万個ほどになると排卵が終わり、閉経します。

原始卵胞は、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンで毎月数個目覚めますが、大きく成長するのは、ひとつだけ。

これを「 主席卵胞」と呼び、他の原始卵胞を栄養源にして、卵子に成長していきます。

そして卵子まで成長したところで排出され、排卵という妊娠の仕組みが、始まるのです。

ちなみに、毎月300個の原始卵胞が排卵に用意されるのは、32歳まで。

30代後半では約100個、40代では約50個の原始細胞で排卵が行われるので、卵子の質が低下し、妊娠しにくい状態になります。

男性の体の仕組みを理解することも、妊娠には大切なこと!

女性に比べると、さほど重要性がないと思われがちな男性の体。

しかし、男性の体で作られる精子が健康で元気ではないと、妊娠することはないんです。

女性の体の仕組みよりもシンプルで簡単ですが、妊娠にとって大切な男性の体の仕組みを説明します。

男性の生殖器のメカニズム

男性の生殖器も女性と同様に、外から見える外性器と外からは見えない内性器に分かれます。

外性器は陰茎(ペニス)との陰嚢のふたつしかなく、内性器は、精巣(睾丸)・精管・尿道・精嚢・前立腺と種類が多いんです。

女性の生殖器は、かなり複雑に絡み合って妊娠する仕組みができていますが、男性の場合はとてもシンプル。

精子を絶え間なく作り続け、ペニスに送り込み、射精するだけです。

ただ射精に際しては、性的刺激が必要だったり、ストレスに弱かったりとメンタル的な影響があることが、唯一複雑にしている部分。

セックスは、子作りや快楽のためだけのものではありません。

夫婦のコミュニケーションツールでもあるので、男性の体の仕組みも理解しておきましょう。

精巣(睾丸)

精巣は陰嚢に包まれている器官で、睾丸とも呼ばれています。

睾丸は女性の卵巣にあたる器官で、長い部分で4cm、短い部分で3cmほどの卵型。

精巣は精子をつくるだけではなく、男性ホルモンの分泌にも重要な役割りがあります。

精子が熱に弱いので、精巣は内性器ですが体内ではなく、外性器の陰嚢に包まれて体外にあることで、精子を熱から守る仕組みがあります。

精巣内の温度は、体温よりも2〜3度ほど低く保たれています。

陰茎(ペニス)

女性の胸の様に男性器と言えば、陰茎をイメージする人も多いのでは?

性的な刺激を受けるとスポンジ状の海綿体に血液が流れ込み、その血液で膨らみ、そして勃起します。

陰茎の役目はひとつ、精液を女性の膣内の奥深くに送り込むこと。

海綿体の中に尿道が通っており、性的興奮が絶頂に達すると尿道を通って、精子が体外に射精されます。

陰茎の先端にある亀頭部分は、女性でいうとクリトリスにあたる部分で、非常に敏感で絶頂期には大きく膨張します。

幼少期には、亀頭部分は包皮で覆われていますが、思春期になると皮がめくれて亀頭部分が露出してきます。

しかし陰茎には、個人差があり勃起しないと皮がめくれない「 仮性包茎」の状態の人もいます。

仮性包茎自体は、陰茎の機能にまったく問題がありませんので、妊娠や妊活に影響はないでしょう。

しかし勃起後も皮がめくれない「 真性包茎」だと射精トラブルが起こるので、泌尿器科で手術や治療をしてしまった方が良いでしょう。

この場合の治療は非常に簡単なものなので、そこまで心配はいりません。

精子の話

男性の精巣で作られる精子ですが、実は精巣の中で3ヶ月ほどかかって精子に成長します。

今日射精される精子の状態は、3ヶ月前のあなたの健康状態に左右されているんです。

丈夫で健康な精子をつくるためには、3ヶ月以上かかることを理解しておきましょう。

また男性の精巣の中では、1日に300万〜5000万個もの精子が作られ、1回の射精では2〜4ccほどが放出されます。

その精液の中には、2〜3億個の精子が含まれています。

しかし精液全体が精子ではなく、実際には1割ほど。残りの9割は酸性の膣内でも生きられるようにアルカリ性の粘性を持った液体です。

ちなみに男性の生殖能力の衰えは40歳を過ぎた頃。女性のピークが32歳なのを考えると、8年ほど違いがありますし、衰え方も緩やかです。

しかし40代以降になると、元気な精子の発育をサポートするライディヒ細胞が減少し始め、徐々に精子を作成する能力が低下。

流産や妊娠しにくいことにも、この精子の衰えが影響することもあるので、男性の妊活は3ヶ月以上先を見据えて、考えて行動していきましょう。

月経周期と妊娠のメカニズム

妊娠とは、排卵・受精・着床のすべてがしっかり行われた場合のみ、成立する非常にデリケートな問題です。

単にセックスをすれば、妊娠して赤ちゃんができるというものではなく、実際には僅かなズレで妊娠できないことが多く、非常に神秘的な話なんです。

まずは排卵されないことには、何も始まらないので、妊娠のきっかけになる月経について、説明していきます。

排卵と月経周期が妊娠のきっかけ

妊娠には、女性の排卵と月経周期が非常に密接に関係しています。

毎月月経が起こるタイミングで、卵子の元になる原始卵胞を成長させるために、 卵胞刺激ホルモン(FSH)が脳下垂体から分泌されます。

卵胞刺激ホルモンの影響で、卵巣内で20個ほどの原始卵胞が成長を始め、最も大きく育った主席卵胞だけが残り、排卵のチャンスを得ます。

排卵のタイミングが近づき、主席卵胞が2cmほどの大きさになると、卵巣が エストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌して、脳に卵胞の成熟を通知します。

その通知を受けた脳は、 黄体化ホルモン(LH)を分泌し、排卵のメカニズムが開始。

卵胞が卵巣の外皮を破って腹腔内に侵入、同時に破裂して中から、卵子が飛び出します。

ここまでの一連の流れが、「排卵」です。

排卵後の卵子は、腹腔内で卵管采に吸われるように取り込まれ、卵管で精子が来るのを待ちます。

受精できないと月経が来る

排卵後の卵胞は黄体に変化し、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌して、排卵を子宮に知らせます。

その知らせを確認した子宮では、血液のベッドで子宮内膜を厚くして、受精卵を待ちます。

排卵後の卵子の寿命は、24時間。

それまでに受精できなければ卵子は死亡し、排卵から2週間で熱くなった子宮内膜も剥がれ落ち、月経が始まります。

精子と卵子が出あえれば受精

膣内に放出された精子は、子宮を通過して卵子の待つ卵管を目指します。

この時、どちらの卵管に卵子が待っているかはわからないので、入り口で間違えた精子は、そのまま死に絶えていきます。

1回の射精で放出される精子の数は2〜3億個。

しかし実際に卵管までたどり着けるのは、たった1000個。

残りの精子は、全て途中で死んでしまうです。

まずは子宮頸管が最初の砦、とても狭く元気で強い精子しか、ここを通過できず全体数は、早くも、1%ほどまで減少します。

そして、子宮卵管結合部を通過できるのは、わずか100万分の1。

そういった意味では、受精のチャンスには精子の運動エネルギーも重要。

実は射精直後の精子には、受精能力がないんです。

受精を目指して卵管へ進む過程で、徐々に受精能力を高めていくことになります。

卵管峡部の前半部分にある精子貯蔵所で、成熟することで受精能力を入手。

排卵直後の卵子は、透明帯というバリアで身を守っていますので、卵子の前にたどり着いた精子の酵素を活用し、この透明帯を破ろうとします。

しかし実際に透明帯を破って、卵子に侵入して受精が成立のは、わずか1個の精子のみ。

受精卵が分裂して、着床する

見事受精した卵子は、透明帯を再び強固に閉じてしまうので、他の精子は一切入ることができません。

透明帯の中で、細胞分裂を繰り返しながら、子宮へと向かって移動し始めます。

2分割、4分割、8分割、16分割・・・そして、受精から4〜5日後に子宮に到着。

その頃の卵子は、 桑実胚と呼ばれる状態になっており、受精卵の中は細胞まみれの状態になっています。

子宮に到着した卵子は、厚くなった子宮内膜にくいこんで、その場所に安定します。

これが「着床」です。

着床後の子宮内膜は、胎盤へと変化し、胎児に栄養を送り続けてくれます。

受精から着床までの約1週間。非常に大切な期間です。

ちなみに着床前の子宮に入った受精卵が、子宮から落ちることはなく、子宮の収縮運動の影響で、上方に保持されています。

その間に受精卵は、子宮内膜に移動して着床しますので、一般的には未着床で子宮から出ることはありません。

ここまでの一連の流れがスムーズに行われることで、始めて妊娠する事ができるんです。

女性の体の問題、男性の体の問題、卵子や精子の状態、本当に様々な状況がタイミングよく揃わないとできないのが妊娠です。

自然妊娠を目指すなら、「 タイミング法」がおすすめです。妊娠においてに最も重要なのが、排卵日前後にセックスをすること。

卵子の生きる24時間というタイミングで、精子と出会うことができなければ、一生妊娠することはありません。

自然妊娠を目指すならタイミング法をしよう!

妊娠とは、卵子と精子が出会い、受精することではじめて始まることです。

卵子の活動時間は24時間、精子に活動時間は72時間と寿命とタイムラグがあります。

どんなにセックスを行なっても、このタイミングが合致しないと妊娠することはできません。

女性の排卵日が非常に重要。

排卵日が特定できれば、その前後にセックスをすることで、受精の成功率を高めることができるんです。

妊娠の成功率を上げるタイミング法

女性の排卵日のタイミングを知る最も一般的な方法は、基礎体温表をつけること。

女性の体温は月経周期、ホルモンバランスで変化しており、基礎体温を毎日チェックすることで、排卵日の予測ができます。

基礎体温計や基礎体温表のことは、この記事でも書いていますので、参考にどうぞ。

基礎体温表以外には、子宮頚管粘液を調べたり、市販の検査薬を使用することでもわかりますが、100%確実な排卵日を知る方法はありません。

より確実な排卵日を知りたい場合には、基礎体温表+検査薬などの組み合わせを活用して、その制度を高めましょう。


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