妊活中の女性の多くが、低温期よりも高温期が重要だと考えているようですが、実際には低温期の方が大切なんです。

低温期の過ごし方で妊娠力や妊娠確率が大きく変わるという現実に気づいていますか?

実際にどのような過ごし方をすればよいのか?低温期が高温期よりも大事な理由とは?

妊娠に近づく低温期の過ごし方のポイントや注意点を紹介しますので、できることから実践していきましょう。

低温期が妊活や妊娠に重要なポイントである理由とは?

低温期は卵胞期とも呼ばれており、卵巣内にある原始卵胞が排卵に向けて、成長を始める時期です。

だから低温期の過ごし方で、卵子の質や状態に様々な影響が出て、妊娠しやすくも妊娠しにくくもなってしまう、妊活を行っている夫婦には非常に大切な時期。

しかし実際には、低温期は原始卵胞が卵子に成長するだけではありません。

妊娠に関係する3つの要素が、女性の体内で整い始めるんです。

実際にどのようなことが起こっているのか?妊娠力を左右する低温期の詳細を解説します。

低温期に原始卵胞が卵子に成長する

低温期になると卵巣の原始卵胞が、排卵に向けて卵子に成長し始めます。

32歳頃までの女性の場合には、300もの原始卵胞から最も良い成長をした主席卵胞が排卵される卵子に決定し、他の原始卵胞を栄養源にします。

そのため、それ以上の年齢の自分と比較すると、必然的に質が高い傾向はあります。

しかし、30代後半、40代・・・と年齢とともに残存する原始卵胞の数が減少し、どんどん卵子の質が低下します。

卵子の質については、詳しくはこの記事にまとめています。

低温期に子宮内膜が厚くなり着床力に影響する

卵子が成長し、排卵されると卵子は黄体化して、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌を行います。

この黄体ホルモンの影響で、子宮内膜が厚くなり着床しやすい状態になります。

しかし排卵された卵胞が小さく質が悪いと、黄体ホルモンの分泌量が少なくなり、子宮内膜の厚み十分にならずに、受精卵が着床しにくい状態に。

低温期にしっかりと卵胞を成長させ、大きく質の良い卵子を作ることが、黄体ホルモンの分泌量を増やし、子宮内膜が着床しやすい厚みへと成長する大事なきっかけ。

着床率をあげる為にも、低温期の過ごし方が大切なんです。

低温期に子宮頸管粘液が作られ受精率に影響する

受精率を左右する要素のひとつが、子宮頚管粘液の分泌量です。

子宮頚管粘液とは「おりもの」とも呼ばれ、膣内の酸性の環境で疲れ果てた精子たちをアルカリ性の粘液で優しく包み込んで、子宮内に引き込む働きがあります。

だから子宮頚管粘液は、大量かつサラサラと粘りのない状態に変化させることが大切。

この子宮頚管粘液の分泌量には、女性ホルモンのエストロゲンが大きな影響を与えています。

低温期にエストロゲンをどれだけ分泌させられるのかということが、子宮頚管粘液の分泌量に直結します。

受精率にも大きな影響を与えますので、低温期の過ごし方は本当に大切なんです。

妊娠力を高める低温期の過ごし方とは?

低温期の過ごし方で、妊娠力や妊娠確率が大きく異なることがわかったと思います。

では実際にどのようなことに注意して低温期を過ごすのが良いのか?

ここからはより詳しく解説したいとお思います。

ズバリ、低温期に注意すべきポイントは、

  • 食生活(食事内容)
  • 睡眠習慣(睡眠時間と質)
  • 運動(適度なものでOK)
  • ストレス(ストレスを溜めない)
  • 冷え対策(体を冷やさない)

この5つのポイントに気をつけて生活することが、より妊娠力を高める低温期の過ごし方というわけ。

では順番にどんなことに意識して生活すべきなのかを紹介します。

低温期に注意すべき食生活とは?

妊活を成功させて妊娠する為に最も大切なことは、体を冷やさないこと。

その為にも、体を温める効果が期待できる食べ物を積極的に選んで食べることが大切。

質の良い卵子や厚みのある子宮内膜を作るためには、血液量を増やすことも大切なので、タンパク質と鉄分の摂取量を増やしましょう。

体を温める野菜は?

  • 冬が旬の野菜類
  • 地面の下にできる根菜
  • 黒い色、赤い色、オレンジ色の濃い野菜

にんじん、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、れんこん、かぼちゃ、生姜、にら、にんにくなどが有名です。

体を温める果物は?

  • 寒い地方でとれる果物

りんご、ぶどう、さくらんぼ、オレンジ、いちじく、あんず、桃、プルーンなどが有名です。

体を温める調味料は?

  • 塩からい調味料

塩、黒砂糖、味噌、しょうゆ、ラー油、唐辛子などが有名です。

体を温める魚介類は?

  • 北の海で獲れる魚や赤身の魚

鮭、まぐろ、かつお、サバ、イワシ、さんま、カニなどが有名です。

体を温める肉類は?

  • 寒い地方で良く食べられる赤身

羊肉、鹿肉、牛肉、鶏肉、鶏レバー、赤身のお肉などが有名です。

低温期に注意すべき睡眠習慣とは?

原始卵胞が成長し、質の良い卵子にするためにも睡眠時間はとても大切。

卵胞や卵子の成長は、夜間に行われることが多いので、その時間はしっかり体を休めておく必要があります。

夜更かしばかりしていると、卵胞や卵子を育てるために必要な血液が十分に循環せずに、質の良い大きな卵子を作ることができなくなります。

成長ホルモンの分泌時間を考えても、22時〜2時のゴールデンタイムはしっかり活用したいところ。

その為には、遅くとも23時には寝るようにしましょう。

可能な限り、そのまま朝まで寝続けることも大切。

睡眠後に起きてしまうと、副腎ホルモンのコルチコイドが分泌され、睡眠の質が低下することがわかっていますので、注意しましょう。

また睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されると、GnIHというホルモンの分泌を抑制し、妊娠しやすい体に変化する効果も。

低温期に注意すべき運動とは?

運動を全くしないと血液の循環が悪くなるだけではなく、ストレスを溜めてしまったり、妊娠のデメリットにも。

激しい運動をしてしまうと、逆に原始卵胞が質の良い卵子に成長する際の妨げにもなるので、ゆっくり体を動かす方法がおすすめ。

ウォーキングやヨガ、ストレッチなど簡単にできるものを取り入れましょう。

30分も歩くとセロトニンが分泌されるようになり、ストレス解消や、自律神経のバランスを整える効果も。

卵子に多く含まれているミトコンドリアは酸素を好むので、有酸素運動や深呼吸を増やして、卵子の質を高めちゃいましょう。

低温期に深部体温が36度以下まで低下してしまうことで、卵巣や子宮にとっては悪影響なので、基礎体温表をチェックしながら、運動を取り入れるようにしましょう。

低温期に注意すべきストレスとは?

ストレスは、エストロゲンの大敵。

エストロゲンの分泌量が減少したり、ホルモンバランスが乱れることは、妊活にとって大きなデメリットのひとつ。

エストロゲンは卵巣だけで作られているわけではなく、副腎でもエストロゲンを作っています。

しかし副腎がストレスを感じると、エストロゲンよりもコルチコイドを優先して作ってしまいます。

コルチコイドを副腎がするので、エストロゲンの分泌量は自然に減少し、ホルモンバランスが悪化して、妊娠力も低下します。

エストロゲンの減少は、子宮頚管粘液の分泌量の低下と質の悪化に直結しますので、受精率にも大きな影響が出ます。

その為にも、適度な運動やお風呂でのリラックスタイムを活用したり、日中もできるだけストレスの溜まらない環境で過ごす努力が必要。

低温期に注意すべき冷え対策とは?

冷えは妊活の最大の敵なので、食べ物や運動、服装などに注意して、体の冷え対策はしっかり行うことが大切。

深部体温が大きく低下する状態が続くと、血流が悪化して、子宮や卵巣に血液が十分に行き渡らずに、卵子の質も低下し、子宮内膜も厚くならない最悪の結果に。

それでは妊娠できるわけはありません。

そうならないためにも、カイロ温活や仙骨温活を行ったり、夏場でも薄手の腹巻きを着用することは必須。



冷たい飲み物もできるだけ控えて、胃の中から温めていきましょう。

低温期の過ごし方は、妊活や妊娠のために本当に大切!

ここまでお話したように、低温期の過ごし方ひとつで、本当に妊娠出来る確率が大きく変化します。

その為にも今回お伝えしたことを意識して、生活するようにしましょう。

でもこれら全てを低温期に取り入れてしまうと、逆にそれがストレスになって妊娠力が低下する原因になるかも。

できることから、ひとつずつ行っていくことが大切。

そうやって低温期を何度か過ごしていくうちに、理想的な低温期の過ごし方が実践できるようになり、妊娠力も大幅に改善されます。

だから焦る必要はありません。

それと低温期の過ごし方は、女性だけの話ではありません。

今回お伝えした事は、パートナーの体調管理や元気な精子を作る上でも活用できる情報が沢山あります。

低温期をパートナーと楽しみながら過ごすことで、2人の関係も良くなり、女性ホルモンもしっかり分泌されるようになりますので、楽しんで実践していきましょう。


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